5月 | 2018 | ジョイン合同税理士事務所

　今回は、堺市でオーラルケア商品の卸業・製造販売業を営まれているスリートラスト株式会社様の事務所を訪問させていただき、代表取締役　花崎　浩二　様にインタビューさせていただきました。

Q、まずは起業した理由を教えてください。
１８年間同業種で製造管理を主に仕事をして参りました。その中でもっとこのオーラルケア商品で人のお役に立てる使命は何であるのか考えた結果、起業をすることでもっと身近にお客様のお声を感じ、そして私が手がける商品をご使用頂き、お喜び頂ける運命を背負いたいと強く思い起業致しました。

Q、”スリートラスト”という社名について教えてください。
スリートラストを直訳しますと３つの信頼と成ります。この３つの信頼を、社訓も含めて一番大事にしなければならないと考えました。
まず初めに製造メーカーとしての「品質・納期・価格」。この３つの信頼を得ないことには、お客様からの信頼を頂けないばかりか、事業としてなりたたないと思っています。もう一つは私の「３つの願い」ヘルス（健康）・スマイル（笑顔）・ハッピー（幸福）が込められています。弊社のマークはパッケージにも入れておりますが、３つの願いを手と手で取り合ったハート型を司っています。心を一つにして歩むことが大切だと考えているからです。それは家族であったり、夫婦であったり、恋人であったりと手を取り合う形は様々です。
健康であるために、まずは美味しく食べ物を食べなければなりません。美味しく食べ続けるためにはその入り口である口腔内（歯）を大切にしなければならないと考えています。そして健康であるからこそ笑顔に満ち、幸福を掴んで頂くことが私の願いであります。

Q、経営者として大事にしている事は何ですか？
前述した通り、全てにおいて信頼が一番大事です。それはお客様や従業員やお取引先など弊社に関係する全ての方々に対してです。
信頼は築き上げるのがとても難しいですし、時間が掛かります。しかし信頼は壊れるのが一瞬です。ですから本来はオーラルケア商品を扱う会社ですので、「デンタル○○○」というような社名にすればよかったのですが、やはりこの社名にこだわりました。
企業は社会貢献をしなくてはなりません。そして長く継続させなくてはなりません。ですので続けるためには、信頼が一番大事であり、また信頼を得るには、長いお付き合いが必要であると考えています。

Q、迷ったときはどのようにして解決の方向に導きますか？
どちらに行くべきか、その時の状況や流れをよく考えて、判断するようにしています。
自分が取った行動が正しいのか、正しくないのか結果が出たときにそれが、正しかったか間違っていたかわかることになるのですが、大きな判断をしなければならないとき、自分が迷った時は、前後の状況や流れ、そして自分の欲はいったん遠ざけて考えるようにしています。あとは、周りの人に相談すること。一人だけでの判断は往々にして間違いであることが多々あります。できれば複数の人に相談し、判断や意見を仰ぐのも大切な事だと思います。

Q、最後に今後の展望を教えてください。
大きな事は考えておりません。強いて言うならば、歯ブラシはカテゴリーとしては雑貨品ですが、誰もが必要とするものです。その中で儲けることではなく、一本でも多くお客様に使ってもらって、喜んでもらえる商品を作り続けていきたいと思っています。そして多くのお客様からスリートラストの歯ブラシじゃないとダメなんだと言ってもらえる商品を作っていきたいと思っています。