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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成17年1月号

年の終わりに思うこと

今年も残すところ後わずかになりました。振返りますと暖冬に始まり、夏の猛暑、多数の台風による災害、新潟の大震災の甚大な被害等々、まさに災害の一年でした。また、スポーツ界では、アテネオリンピックでの日本の大健闘、野球ではメジャーでのイチローの最多安打の世界記録更新や松井の活躍で連日新聞やテレビを賑しました。あっと言う間の一年ですが様々なことがありました。


経済では夏以降の原油高や円高による先行き不安、中国による鉄鋼需要による鉄鋼価格の上昇から景気の回復が低迷しつつあるように思われます。また税務においては、4月からの消費税の改正により、小売店での総額表示、免税事業者の範囲の縮小、簡易課税制度の適用範囲の縮小、所得税における配偶者特別控除の改正により納税者の負担の増加がありました。


来る新しい年においては、ペイオフの実施や所得税の定率減税の縮小廃止等国民経済に影響する様々な改正等が行われる予定です。また、異常気象や自然災害などもいつどこで起きるかわかりません。


しかし、思い悩んでばかりいても仕方がありません。企業の経営者は常にリスクと隣り合わせに居るのですから、前向な経営努力が必要になります。その経営努力とは、何のために企業が存在するのか(経営理念)、そのための目標とは何か(経営計画)、そのためになすべき事は何か(経営戦略)を自分なりに考え実行してゆくことが大切だと思います。


ジョインでは12月に経営革新セミナーを実施し多数の経営者の方に参加していただきました。これを機に様々な研修会等を実施して、クライアントの皆様とともに成長してゆきたいと思っております。2005年は皆様にとってより良き一年になりますよう、社員一同努力させていただきます。

( 福 田 )
お正月の由来

年末の忙しい日々のあと、ようやくゆっくりできるお正月。日本ならではの風習の由来について紹介します。


〈門松〉門松は正月に各家を訪れる“年神”を迎えるためのしつらえです。門松を頼りに、迷わず降りてくる事が出来るように立てたのです。門松を立て、1年の幸せと五穀豊穣をもたらす神を待つ。自然や神の力への祈りが人間の暮らしと深く結びついていた時代がしのばれる風習です。



〈注連縄〉正月は、新しい年の始まりを祝うとともに、“年神”を迎え、1年の幸せと恵みを願う行事です。そのために、家の内外を清め、神の場をしつらえて、年神の来臨を待ちます。その神聖で清らかな場を示す標が、穢れのない新わらで作った注連縄。神のシメル場というわけです。


〈鏡餅〉鏡餅は、新しい年を支配する年神様へのお供え物です。作物の中で最も大切な米でついた餅に、海の幸、山の幸をあしらい、明けた年も豊かな実りがあるようにとの祈りをこめて供えられました。鏡餅の名は、古代の鏡が金属の薄い円盤状をしていたことからきているといわれ、ゆったりした円い形は望月を模したものだとの説もあります。


〈屠蘇飾り〉屠蘇器には、めでたさにふさわしい蝶花形と呼ばれる飾りが結ばれます。花の露を吸ってたわむれる蝶のように、仲むつまじくありたいという意味がこめられているそうです。

〈箸袋〉新年の祝いの膳に添える箸を、特に祝い箸と呼びます。お正月のために新しいものを用意し、婚礼などの祝儀のときと同様、日常使っている銘々の箸は使わないものです。


〈お年玉〉年神のはからいで年齢を1つ増やすと考えていた昔の人は、小さな丸餅を家族の数だけ神棚に供えて、新年になるとこれを降ろして食べていました。その餅は新しい年を生きるための力、つまり“歳魂(としだま)”が形になったものと考えられていたのです。年神から家長に与えられた魂が親から子へ、または主人から使用人などに与えられるようになり、これが変化してお正月に目上の者から目下の者へと贈られるお金のことを“おとしだま”と呼ぶようになったのです。


最近ではこういった風習をされている家も減っているかもしれませんが、あらためて日本の歳時記の美しさを残していきたいと思いました。

どうなる?ペイオフ全面解禁

来年4月よりペイオフ全面解禁となる。1,000万円以上の預金を保有する人や多額の修繕積立金を抱えるマンション管理組合、地方自治体にとって、ペイオフ全面解禁は脅威となっていた。ペイオフは本来、金融機関が破綻した場合の預金者への保険金の支払いを指す。しかし、一般的には預金の全額保護が終了し、払戻保証額を「元本1,000万円まで+その利息など」となることを意味している。


当初の予定では2003年4月に全面解禁だったが、預金保険制度の改正により2年間延長している。当座預金・普通預金・別段預金は2005年3月まで全額保護され、それ以降は決済用預金を除きペイオフの対象になる。


預金保険制度とは?
認知度はいまだ十分とは言えないこの預金保険制度、金融機関が破綻した場合に、預金者を保護して信用秩序を維持することを狙った制度。


対象となる金融機関・・・日本国内に本店のある銀行・信用金庫・信金中央金庫・信用組合・全国信用協同組合連合会・労働金庫・労働金庫連合会。

預金保険の対象・・・当座預金・普通預金・別段預金・定期預金・通知預金・納税準備預金・貯蓄預金・定期積金・掛金・元本補填契約のある金銭信託など。

この預金保険制度は2003年4月に改正され、主な変更点が3つある。

(1)当座預金・普通預金・別段預金の全額保護期間が2005年3月まで延長した点。

(2)仕掛かり中の決済資金についても保護されるようになった点。仕掛かり中の決済資金とは、金融機関が破綻前に顧客から振込の依頼を受けていたがその資金を振り込み先に移動していない、などの取引が完了していないものを指す。

(3)2005年4月以降、利息がつかないなどの一定の条件を満たす「決済用預金」が全額保護されるようになった点。

決済用預金は、
★決済ができる
★預金者がいつでも払戻しを請求できる
★利息がつかない預金
のこと。

現時点では、法人向けなどの当座預金や別段預金の一部が該当する。金融庁の発表によると、預金保険制度対象金融機関617機関のうち48機関が、個人向けの決済用預金を導入している。(平成16年11月の発表)個人向け決済用預金は「無利息型普通預金」「決済用普通預金」などの名称で取り扱われている。


ペイオフ全面解禁が脅威となっていた者にとって、決済用預金は救世主である。また、金融機関にとっても破綻リスクを自己防衛する手段が出来た点は大きい。しかし、「ペイオフが骨抜きになる」という批判も否めない。対策が必要な人は取引先の金融機関に問い合わせてみるとよい。

ロボット

『ロボットは見かけが人間に近づくにつれて不気味になる』と30年以上前に日本人ロボット学者が予言したそうです。ロボット開発が進むにつれて、この予言がどうも的中しているらしいことが判明してきました。


最近はさまざまなロボットが開発されていますが、中には動きが驚くほど滑らかなものや、自分で思考してから動くもの、更には人間そっくりな顔をしているものまであります。概して、工業用のロボットよりおもちゃの人間型ロボットのほうが親しみやすいのではないでしょうか?しかし、そのおもちゃの人間型ロボットが人間に酷似しているものであれば話は別です。それは「動く死体」のように見え気味悪く感じるはずです。


しかし、その「人間に似ている」という領域を超えて「限りなく人間に近い」という領域まで到達すれば気味悪さは感じようがなくなります。現に、限りなく人間に近いロボットの開発が進められていることを考えると、そんなロボットが数多くいる世界が近い将来にやってくることも、あながちあり得ない話では無いと思います。


そんな世界を少し想像してみて下さい。いかがですか?私は少し怖い気がします。限りなく人間に近いロボットが人間を殺害するということも将来はあり得るのかもしれません。


しかし、言うまでもないことですが、日本産業が発展出来たその一因としてロボットの活躍があげられるのは事実ですし、ロボットの存在により、人間の負担を軽減することが出来たのも事実です。またロボットは産業だけでなく、災害が発生したときに被災地での人命救助を行うなど幅広い活躍をみせています。ですから、ロボット自体の存在を否定することはできません。


モノはどんなものでもそうですが、使う人の使い方によってさまざまなものになります。限りなく人間に近いロボットが出来るころには、ロボットを悪用できないようなシステムも同時に出来上がっていなければかなりの危険が伴うと考えられます。そのようなシステムの開発がおろそかになって、ロボットの開発だけがどんどん進んでいくのは恐ろしいことです。今後のロボット開発と、それに伴うシステムの開発に少し注目してみるのも大切なことではないでしょうか?


最後になりましたが、来年も皆様にとってよい一年となりますように・・・


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