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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成19年1月号

 

今年を振り返って思うこと
今年も残すところあと数日となりました。
年初には、色々なことをしようと思っていましたが、なかなか実現したことは少なかったような気がします。
平成18年を振り返ってみて、経営環境はどの様に変化したかを考察したいと思います。
18年は商法が大改正され、会社が作りやすくなりました。
一方、計算書類では、決算書類の種類及び表示が変わり、特に利益処分計算書が廃止され、株主資本等変動計算書が新設されました。
また、会社法の改正に伴い法人税では、役員報酬の損金算入制度の見直しが行われ、例えば決算対策で役員報酬を簡単に増額することが出来なくなりました。
会社法と法人税では、法人設立促進と役員報酬の損金不算入による法人設立の長所の制限とが相反することになり、新設を躊躇させることとなったような気がします。
また、年初からの原油高で、ガソリンを始めとする石油関連商品の値上げがあった一方でそれを販売価格に転嫁できずに、利益を減少させた経営者の方は少なくないと思います。
さらに、薄型テレビは毎月価格が下落し、年初一インチ1万円が5千円を下回る価格にまでになり、テレビ関連の部品等の下請けをしている企業は相当なコストダウンが必要だったと思います。
コストダウンの影響かも知れませんが、相変わらず、製品等の欠陥の続出、ライブドアを始めとする粉飾決算等など企業のコンプライアンス(企業倫理)の欠如がありました。
しかし、大企業と中小企業の区別が無くなり、勝ち組と負け組とがはっきり分かれ、経営者の経営能力がより試されるようになってきたような気がします。
少子高齢化という社会環境の中で、経営者は限られた経営資源をどの様に投下するかの経営戦略を立てなければならないと思います。
来年は猪年、猪突猛進で会社を成長させていきたいですね。
( 福 田 )
飲酒のリスク
年末年始と、お酒を飲む機会が多い時節になってまいりました。
最近では飲酒運転の取り締まりが厳しくなった話題がよく上がるかと思いますが、皆様はどの程度の飲酒量で顔が赤くなりますか?
ビール一杯で顔が赤くなる人は、普通に酒が飲める人と比べ、食道がんになるリスクが少なくとも8倍以上にのぼることが、国立病院機構大阪医療センターの調査で明らかとなったそうです。
飲酒時に顔が赤くなる『フラッシング反応』は、アルコールから代謝されたアセトアルデヒトが原因。
これを分解・無毒化する酵素の正常型をもつ日本人は半数程度しかおらず、完全に解毒できない欠損型は、全く解毒できず酒が飲めない『ホモ欠損者』(約2割)と、わずかに解毒できる『ヘテロ欠損者』に分かれます。
食道がん・頭頸部がん患者約400人、健常者約1400人を対象に、アルコール代謝関連遺伝子多型を調べ、飲酒・喫煙・食習慣のアンケートを行った結果、ヘテロ欠損者では正常型の人が少量飲酒した場合に比べ、8.84倍もの食道がんの発生リスクがあり、さらに一日3合以上飲酒すると、実に114倍ものリスクがあることが判明したそうです。
また、調査した患者の内、過去にフラッシング反応、つまり顔が赤くなった人の95%が“危険な”ヘテロ欠損者であったそうです。
つまり、酒を常習的に飲み続け、アセトアルデヒトが長年体内に蓄積された患者は、飲酒後の血中濃度が高くなり(正常型の6倍)ハイリスクであることが裏付けられたのです。
『食道がんにかかる典型的な例』は、営業職などに配属され、酒が弱いのに接待などの付き合いで無理に飲むようになり、次第に普通に飲めるようになるケース。
この場合は、少量の飲酒を続けるだけでも、大量に飲酒した正常型の人と同じくらいのリスクがあります。
酒の弱い相手に無理に飲ませるのは、日本の酒文化の悪しき習慣といえます。
酒に弱いと自覚できる人は、若い頃から無理に飲まず、また、飲ませる側も無理強いせず、それぞれの体に合わせた飲み方を心がけ、健康に気を配りながら、多忙な年末を乗り切り、晴れやかな新年をお迎えください。
本年は、未熟なばかりご迷惑を多々おかけしたことと存じます。来年もますます精進させていただく所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。                     
( 佐 伯 )
お年玉
子供にとっては嬉しくて、大人にとってはちょっと切ない行事がやってまいります。そうです。お年玉です。
可愛い袋にお金が入っているイメージが強いものですが、元来のお年玉とはお金を子供にあげることではありませんでした。
年玉とは『年魂』、『年霊』と表現し、年の神様の心霊を意味していました。
年頭に心霊を授かって新たな生命力を得る儀式で神様からもらった魂を、目上の者が目下の者に分け与えるのが、本来の年玉だったそうです。
当初は、玄関に白い石を置き、その中に神様からの魂を入れて分け与えていましたが、次第にその石が丸い餅になり、現在のお金へと変化していったのです。
お年玉をあげる対象の年齢にはきまりや制限はなく、誰にあげるかはあげる側の気持ちによっても異なりますが、お金の価値を知らない幼児や大学生にまであげる必要があるかどうかについては、その子の父母や祖父母などの家族との「お付き合い関係の度合」によって判断するのが一般的な考えのようです。
子供が年老いた父母に「お年玉をあげる」といった習慣がある地方もあるようですが、両親やお年寄りなど年長の人にお年玉を渡す場合は、『御年賀』や『新年御挨拶』と表書きしましょう。
近年の一般的なお年玉の相場は、親類の子供で、小学校入学前は2千円、小学生は5千円、中学・高校生は5千円、大学生は1万円。自分の子供で、小学校入学前が1千円、小学校低学年で3千円、小学校高学年~中学生で5千円、高校生・大学生で1万円となっています。
お年玉袋を「ポチ袋」とか「祝儀袋」ともいいますが、その語源は僅かとか心ばかりという古い関東弁の「これっぽっち」という言葉からきていると言われています。
元々は、芸妓・芸者の花代やお付きの人へのチップとしておひねりを手渡すのに懐紙や半紙に包んで手渡していましたが、小銭が硬貨であったことからこぼれやすく、包み端を糊で止めるようになり、それがいつしか袋に変化していったようです。
施されるデザインも贈る側の大人にあわせて松竹梅・鶴亀・縁起物などを用いた図柄が主流を占めていましたが、その後贈られる側の子供にあわせた正月もの(羽子板や凧など)や子供の正月風景などの図柄に変っていき、現在では子供向きのかわいいキャラクター図柄が主流になっています。
とはいえ、貰う側が気になるのは中身かもしれませんが、皆さんの今回のご予算はおいくらぐらいでしょうか?
( 小 林 )
商店街の活性化
皆さんのご近所にある商店街は活気づいているでしょうか?大型店の進出や後継者不足などでシャッターの閉まっている商店街も多いのではないでしょうか?そんな中で様々な工夫により盛り上げている商店街があるということなので、そのポイントをご紹介したいと思います。

①顧客ターゲットをしぼる。
東京都品川区の「中延商店街」では、高齢者にターゲットを絞って営業されています。その理由としては、高齢者は年金などの収入があり、一人当たり年間約10万円の購買力を持っていますが、遠出するよりも近場で買い物をすることが多いからということです。
ターゲットを絞ることにより、それぞれの店舗も前年比10%~200%増になっています。
②継続的に独自のイベントを行う。
東京都板橋区の「ハッピーロード大山商店街」では、地方の市町村と提携し、その地方の特産品などを取り扱う「とれたて村」というイベントを常に行っています。
「常に何かをやっているな」と思わせることにより、集客率アップを行うのが狙いです。
③ポイントサービスを導入するなどして、リピーターや固定客を増やす。
東京都品川区の「武蔵小山商店街パルム」では、昭和27年に商店街独自でクレジット割賦事業を展開し、現在では、そのクレジットカードにポイントサービス制を導入することにより、ポイントカードの発行枚数は21万枚に達し、集客率、売上アップに結びついています。

ご紹介しました3つのポイントは、一企業の営業戦略としても通用するものです。どの商店街も独自のアイディア、コンセプトを持ち、その達成に向かって努力し、成果をあげています。目新しい独自のアイディア、コンセプトを考えるというのは大変難しいことですが、中小企業にとって、他企業との差別化は特に重要なポイントになります。
この内容が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
最後に、本年中はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
( 長 井 )

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