熱処理前の金属です。これらを釜に入れ焼き入れます |
今回は、株式会社 昭和金属熱錬 様にお伺いしました。株式会社 昭和金属熱錬 様は自動車部品・工作機部品・重機部品・高速道路部品等の金属熱処理加工を行っています。熱処理をして金属の硬度を高め、金属を丈夫にしています。 |
出炉した金属温度は850℃!!金属からすごい熱気です。 | |
出炉した金属を油につけて油冷します。油冷した瞬間、炎が上がります。すごい迫力!!水につけて水冷する場合もありますが、金属の材質によっては割れてしまうこともあるようです。油冷後、再び釜へ・・・2度目の焼き入れ(焼き戻し)をします。焼き戻しが終わったら、水冷し、ひずみとり(ゆがみとり)が必要なものは真っ直ぐにプレスします。 | 鉄は焼くとゆがみが生じます。特に細くて長い金属はゆがみやすいので、この機械で真っ直ぐにします。 |
担当者 西出 川畑社長 |
現代社会においては、あらゆる所に金属材料が用いられ、それらの金属材料を生かすも殺すも『熱処理』が重要なポイントになります。 (担当:西出) |
● 平成18年1月