自ら企画立案した洋服が街中で着られている。 そんなものづくりに対する歓びをきっかけに高階社長が立ち上げられた 「有限会社ヒロ企画」様。 お話を伺うべく大阪ビジネス街の中心地、 古くから繊維の街として知られる本町のオフィスに訪問させていただきました。
同社の取扱商品は婦人衣料です。 新製品のアイデアが生まれてから実際に商品化するまでの流通経路の一手を担っています。 |
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スタッフの皆様です。 |
現在はファッション化の進展からデザインや素材など、製品の差別化・高品質化が求められ、
製品の企画開発機能が重視されたことにより消費者のニーズをいかにとりこんで企画をおこすか」
これが基本だと高階社長はおっしゃいます。 |
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高階社長です。 |
お客様とデザインの打ち合わせの場面です。 |
生地の必要料を計算する型入れと呼ばれる作業です。 |
企画という目に見えないものを製品に変えるために素材・色・
デザインを得意先のアパレルメーカーさんと何度も打合せを重ねるそうです。 |
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洋服の細部に渡り採寸を行いバランスをチェックします。 |
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同社では生地の手当からパターン(型紙)の作成、縫製指示等、それぞれ経験豊かなスタッフが携わっておられます。
特に素材面についてはこだわりを持っておられ1シーズンに1~2種類のオリジナル素材を作成されています。 |
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左:高階社長 右: 野神 |
ファッションは同じ年齢層でも時代によって流行が目まぐるしく変わるそうです。
最近では高い年齢層が若い世代の洋服を着る。いわゆる親子二世代で同様の服装をする傾向が増えている為、
同じデザインを世代間で微妙に異なるサイズでつくらなければならい一方、それぞれのシルエットを保つことがとても難しいそうです。
こうした苦労話の中でも「提案した企画が大きく花開いて欲しい。」そう笑顔で話された高階社長でした。
(野神) |