今回のクライアント訪問日記は、高齢者住宅等の入居の際の身元保証支援事業を営まれている株式会社eライフ・パートナーズ様をご紹介いたします。 |
代表取締役である木村社長は、起業前の20年間は、携帯電話の大手販売会社に勤務しておられました。 入社以来8回の転勤を経験とのことです。(東京→福岡→東京→仙台→新潟→広島→大阪→東京→大阪) 仕事は市場環境もよく順調で、プライベートも3回目の東京以外は家族帯同だったので、長期滞在型リゾートと称して、転勤生活を謳歌していました。 |
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しかし50歳を過ぎた頃より、大きくなった会社で自由度・スピード感が失われていく中、将来の不安と社会に必要な仕事をして長く働きたいという思いが強くなり、起業するに至ったそうです。 現在は、子供がいなかったり、家族が遠方だったりする、高齢者・障がい者の方が、施設や住宅への入居の際、病院への入院の際の身元保証事業と訪問医療マッサージをエリアフランチャイズオーナーとして展開しています。 |
7月初旬、4月中旬に入会された会員様に同行し1泊2日で伊勢旅行に行ってきました。 会員様になられて、サポートをさせて頂く中で、3年前に亡くなったご主人の遺産や保険金などを発見することができました。 これまでおひとりで、つつましい暮らしをされているようだったので、施設の方と一緒に「もうこれからお金の心配はいらないので、何かしたいことはありますか?」と尋ねました。 |
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会員様は泣きながら、声を絞り出すように「伊、勢、神、宮、に行・き・た・い!」と一言。 その時の顔が、ワンピースの中で、麦わらの一味に入るときにルフィ―に助けを求めた「ナミ」の顔に重なりました。 ・・・・ というわけで伊勢旅行へ! 豪華な食事をして、観光して、そして最後に立ち寄ったお生まれになった町で、「姪御さん」との何十年ぶりの運命的な再会をされました。めでたし、めでたし。 |
〈木村社長のコメント〉 身元保証事業は、業界としては、まだまだ未成熟な部分が多いのですが、今後の日本の超高齢化社会の中での、必要性・重要性は増していくものと考えています。 電気・ガス・水道・ケータイの生活インフラに次ぐ、必要とする人にとっては保険のように大切なインフラの一つになることを目指しています。 その為には、成年後見制度や金銭管理とのアライアンスなども強化して透明度を高め、信頼性を高めることが不可欠です。 会員様の生涯にわたるライフプラン作成に関わることは勿論の事、家族のように寄り添うパートナーでありたいと願っています。 |
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この度はお忙しい中、取材へのご協力ありがとうございました。 |
株式会社 eライフ・パートナーズ |