5月 | 2017 | ジョイン合同税理士事務所

今回は、大阪市中央区で婦人服の卸売業を営まれております、株式会社　アクセルケム様をご紹介させて頂きます。

2015年3月に設立後、主にレディースの衣料品や雑貨、その他季節商材となる水着や浴衣等の企画・販売をされており、これに加え、国内メーカーが近年頭を悩ませている在庫過多問題に着目し、その商材と相性が良い小売店と引き合わせるマッチングビジネスも始められています。

アパレル業界での経歴や独立のきっかけ等について、社長の河邊様にお聞きしました。

「大学卒業後、大手アパレル企業に就職し、販売業務を行いました。その後、ＩＴビジネスに興味を持ち、ＩＴ企業に転職し、10年程婦人服の通信販売業務に携わったり、バイヤーとしての役割も担っておりました。その際、いざ自身が商品の仕入れや生産に関わってみると、需要に合った商品の供給ルートを探すのに苦労することが頻繁にあり、こういった業界特有の悩みを解消してくれる国内メーカー様が意外といないことに気付きました。そこで、自身が困っている点は、他社バイヤー様もきっと同じように感じているはず…それであれば、自分がこういった悩みを解消できるような”便利屋”的な役目になろう！と一念発起し、起業を決意致しました。」

経営する上で、同業他社との差別化を図っている点や、こだわりがあればお教え下さい。

「こだわりと同時に私自身の強みにもなっていますが、仕事をする上で”人との繋がり”は非常に重要なので、常日頃から強く意識していることは、次の3点です。
1.取引先様や協力業者様とのコミュニケーションを密にすること
2.クイックレスポンス
3.即行動！
有難いことに、弊社には幅広くご協力いただけるパートナー業者様が数多くいますので、直接取引を行えなくても、パートナー業者様の販売先にも弊社で扱う商品を供給させていただくことが可能です。個性を持った個の集まりが最大限のパフォーマンスを発揮することで、大手企業にも負けない営業力を発揮していると思います。」

今後の展開・目標についてもお尋ねしました。

「弊社の認知度はまだまだ低く、対応できる企業様の数にも限界がございます。多くの人脈が思わぬビジネスチャンスに繋がると自負しておりますので、1社でも多くの企業様との新たな出会いを毎年増やしていければと思っています。併せて、同じ情熱を持って仕事ができる、新しい人材の獲得も視野に入れております。決して会社を極端に大きくしたいというような野望は無く、いかに多くの方々に弊社と私自身が必要とされるか、喜ばれるサービスを提供できるかが弊社の最大のテーマです。必要とされる役割、必要とされる人材がアクセルケムにはある。そこをまだまだ追求していきます。」

展示用ラックには、季節モノも含めてオシャレな商品がビッシリ！
品揃えもバラエティに富んでいます。

最後に、河邊社長から一言いただきました。

「日頃の何気ない会話や出会いから、思いもよらないビジネスに繋がっていきます。アパレルだけに捕われることなく、常に新しいビジネスチャンスを模索し、今後も迷わずどんどんチャレンジしていく所存です。業種を問わず、多くの人と手を取り合いながら”誰かのお役に立てるビジネス”を是非とも展開していきたいと思います。」