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今回は、大阪市生野区で建設業を営まれているナカタニ建設株式会社様を訪問させて頂きました。以前、当記事でもご紹介させて頂きましたが、順調に事業を継続され今回は新たにレンタルスペース事業を開始することとなり、新たな事業を展開する経緯などを中谷社長にお伺いしました。
ジョイン：今回、貴社の自社ビル内にて、レンタルスペースという新事業を始められることになりました。事業の概要を教えてください。 中谷社長：自社ビル内にある事務所スペースを1時間1,500円でお貸しするというものです。定員はMAX22名で、折り畳み式のデスクは配置自由、プロジェクター・スクリーンも無料でお使いいただけます。駐輪場はもちろん駐車場（別途料金をいただきます）も完備しております。用途は限定しておらず、各種教室、カルチャースクール（楽器演奏については要相談）、ワークショップ、会議室等様々な用途でご使用いただくことを想定しております。 |
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ジョイン：なぜレンタルスペースだったのか、新事業を始められる経緯を教えてください。 中谷社長：元々、親族の会社に貸していた事務所スペースが空いてしまいどうしようかと思案していたところ、母親が「知人同士で英会話等の勉強会をする場所が無くて困っている」ということを聞き思いつきました。幸い、弊社近辺は零細工場が多く、社内に十分にスペースがない企業は、お客さんが来ると応接室代わりに喫茶店を使っているケースもあるとよく耳にするので、喫茶店が少なくなっている現在、そのような需要もあるかもと思い始めました。 ジョイン：レンタルスペースと既存事業の相乗効果についても期待があるそうですが？ 中谷社長：決まった企業様にお貸しすれば、安定した家賃収入が見込めますが、そのスペースには特定の方達しか出入りしません。フリースペースとして貸し出すことによって、不特定多数の人が出入りするようになれば、そこに交流が生まれるはずです。建設会社にとっては、エンドユーザーと出会う機会は少なく、またエンドユーザーにとっても日常的に工務店と話す機会はなかなかあるものではないと思います。 ほとんどの人は何らかの形で家に住んでおり、そこには大なり小なり家に対する不満・不安・悩みがあるはずです。（特に主婦の方は）レンタルスペースを通して弊社を身近に感じて頂くことで、そういったお話を聞いたり、相談に乗ったり、アドバイスすることができます。また弊社でお役に立てることがあれば、ご発注いただけるかもしれません。 |
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ジョイン：新事業を含めて、今後の展望をお聞かせください。 中谷社長：フリースペースで現場の廃材を利用したワークショップや、倉庫の在庫処分市等のイベントを開催することによって積極的に集客し、地域の方々とのつながりを増やしたいと思っています。 家の事で困った時はナカタニ建設に頼むことができると思って安心してくださる人が増えることが最大の望みです。ゆくゆくは弊社へのご発注につながっていくと期待しています。 |
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【会社名】 ナカタニ建設株式会社 |
