今回は大東市にある清水工業株式会社様をご紹介させて頂きます。清水工業株式会社様は創業48年を迎える歴史の長い法人様で、主な業務内容は精密板金加工をメインとした金属加工業を営まれております。クライアントより図面を頂き、切る・曲げる・溶接する板金加工を行い、最近では、その後の工程である電装組立までを手掛ける一貫生産体制までも構築されております。20代~30代の従業員さんが多く、55名のうち20名が外国人労働者で和気あいあいと明るい職場です。私も毎月監査でお邪魔させて頂いておりますが、非常に居心地がよく、つい長居してしまいます。
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(事務所・工場) |
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43歳と会社より若い檜作社長のプロフィールを簡単にお伺いしました。 もともと4tトラックの運転手で、19歳の時にお父様の紹介で清水工業様に入社され、そこからメキメキと頭角を現し20代後半には先代社長から「後継者になって欲しい」と言われたそうです。 30代前半の頃に取締役に就任するも、時はリーマンショック直後で、大きな損失を出し業績は大きく悪化していましたが、そこから外国人労働者の雇用・高額な機械装置の導入による作業効率化を行いなんとか経営を立て直されました。 そして38歳の時に先代が体調を崩されたのをきっかけに代表取締役に就任され現在に至ります。 |
(作業風景) |
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同業他社との差別化や強みは何ですか? 「一個作りから中量まで対応可能で、難加工や金型レスでも対応できます。また短納期などのクライアントからの様々な要求に対応可能です。長年培った”多様な注文に応える事が可能な現場力”が清水工業の強みです。」 今後の展望を教えてください。 「『清水工業の原点は、部品の板金生産工場である』という先代からの教えを守りながら、単品作りのさらなる生産性向上を図り、より高度な難加工・金型レス・複雑な注文に応えられるように会社を成長させていき、クライアントから『清水工業なら何とかしてくれるかも!』と思われる存在になりたいと思っています。また社会に貢献できる自社商品を開発・製造販売も取り組んでいきます。」 |
最後に一言お願いします。 「弊社は物づくりを通じて社会貢献できる人材を育成しております。【素直さ・向上心・考える力】を重視した社員教育を行っており、 またそういった人材の採用を進めて、経営理念でもある“物づくりを通じて豊かな心を育み人々が安心して暮らせる社会”を築いてきます。」 |
(檜作社長) |
ページの都合で割愛させて頂きましたが他にも物づくりに対して熱いお気持ちが伝わるお話を色々お伺いさせて頂きました。 社長並びに従業員の皆様、お忙しい中取材にご協力頂きありがとうございました! 今後益々の発展を期待しております。 |
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