6月 | 2020 | ジョイン合同税理士事務所

　今回は、兵庫県西宮市で動物病院を経営されている有限会社パール動物病院様をご紹介させていただきます。

　狂犬病の予防注射や子犬の混合ワクチンの接種、ノミやダニの薬の処方など、動物の診察をされている一方で、飼い主様がペットを預けることができるペットホテルの運営もされております。多くのペットと飼い主様をサポートされているパール動物病院様にお話を伺いました。

Q.獣医業に携わるようになったきっかけを教えて下さい

　獣医師を目指すようになったのは、高校2年の時でした。製薬会社で研究をしていた父の影響もあり、生物学系で国家資格を取得できる獣医学部に進学しました。大学在学中も将来は研究職を希望していたのですが、大学5年の時に実家の犬が病気になり、動物病院でお世話になった事が臨床に進むきっかけとなりました。

Q.御社の事業の中で最も力を入れていることは何ですか？また、どのような時にやりがいを感じますか？

　高度な動物医療ができる病院ではないので、地域に密着し、飼い主様の話をよく伺い、そのご家庭のニーズに合った診療をしていくことです。「やりがい」についてですが、昔から同じような質問は何度か受けたことがあり、開業当初や若い頃は「病気の動物が元気になった時・・・」のようにありきたりの回答をしていたと思います。もちろん、今もそれは変わりませんが、最近感じる事は、地域にもよると思いますが、「飼い主と動物の高齢化」が進み、今飼っている動物が亡くなるともう飼わないという方が増えてきました。仕方のない事だとは思いますが、そんな中で、高齢になった動物をできるだけ苦しませず、納得のいく形で最期を迎える事ができ、感謝の言葉をいただいた時に、やりきったと感じるようになりました。そして、そんな方がまた新しい動物を連れて来院された時はとても嬉しく思います。

Q.今後の御社の目標を教えてください

　動物医療の世界も、最近では高度な医療を求められるようになり、専門病院や二次診療の病院も増えてきました。また街の開業病院も増え、競争も激しくなってきておりますが、 21年間「継続は力なり」の精神でやってきましたので、当院を慕って来院してくださる飼い主様の為に、自分ができる事を続けていく事です。