今回は、大阪市で女性用衣料品を中心に輸入卸売業を営まれている㈱ブリオインターナショナル様にお話を伺いました。㈱ブリオインターナショナル様は、会社設立直後から関与させて頂き、まもなく3期目を迎えられるところです。今回は宍戸社長に会社の立ち上げの経緯や創業時の苦労について伺いました。
ジョイン:まず、これまでの業界での経歴と独立のきっかけを教えてください。 宍戸社長:服飾関係の専門学校を卒業後、この業界一筋で約24年ほどたちます。 その間いくつかの会社を経験し、30歳を過ぎたころには海外の仕入れルートの 管理を行うようになりました。そうした経験を経て、自分でやっていく ということも視野に入れるようになり、業務委託という形で事業を行うようになりました。 その業務委託元の事業再編の流れで、その業務を引き継ぐことを認めて もらい、法人を設立することになりました。 ジョイン:独立時にとくに準備されていたことはありますか? 宍戸社長:独立自体、さきほどの事業再編の流れで出てきた話になるので、それほど しっかりとした準備、というのはできていませんでした。 ただ、その業務委託元のかたが、取引先を紹介してくれたり、資金繰りが 楽になるような条件をつけてくれたりして、とても助かりました。
ジョイン:独立を視野にいれていたとはいえ、実際には急遽独立が決まったということで、独立前に想定していたことと、想定通りにいったことやそれを上回るようなことはありましたか? 宍戸社長: 本業のことは、従来から主体となってやっていたので特に大きな困りごと なく仕事に入れました。 弊社は輸入商品を販売しているのですが、お付き合いのあった会社から 乙仲業者(海運貨物の取扱業者、輸入通関などを代行してくれる)や 現地のフォワーダー(国際輸送を取り扱う会社)等も紹介していただいたことで、想定よりもスムーズに事業を進められました。 ジョイン:逆に想定通りにいかなかったことやこれをしておいたら良かった、と思ったことはありますか? 宍戸社長:想定していなかったことはやはり新型コロナウィルスで、輸入が一時的にストップしたことですが、これは言っても仕方ないと思っています。いろんなことが わからないことばかりだったので、これをやっておけば、というのも特にないですね。
ジョイン:実際にお話しさせて頂くとわかりますが、社長の人柄のおかげで周囲から 様々な手助けやアドバイスがあったのだと思います。 最後に、貴社のこれからの目標・展望を教えて下さい。 宍戸社長:こんなときですが人員を少しずつ増員して着実に事業を拡大していきたいと 思っています。 ジョイン:これからの展開も楽しみにしています!お忙しい中、ありがとうございました! |
● 令和3年2月