今回は、株式会社プラスランゲージの樋口社長にインタビューさせていただきました。 株式会社プラスランゲージ様は、大阪市西区で英会話スクールを営んでおり、以前クライアント訪問日記の令和2年3月号でもご紹介させていただいたのですが、令和3年12月に新たに飲食店(店名「アオイサル」)をオープンされましたので、改めてご紹介いたします。 |
―飲食業界への進出のきっかけはどのようなことでしたか? (樋口社長)当初は、既存事業の英会話スクールの展開を考えておりました。しかし、長く続く新型コロナの蔓延により、3密回避やテレワークの推進により生徒様や企業の語学研修の減少により英会話スクールの売り上げは低迷していきました。 同じ事業を展開していけば同じ理由で売り上げが変動していく。それならば・・・と他業種への参入を考え、「今日ビジネスを始めて、今日お金が入ってくる」業種を考えた結果、飲食店を運営することとしました。 ―飲食業界は、法人を新規で設立される方々にも次の展開として人気の業界です。樋口社長は飲食店経営に関しては初めてのことだったかと思いますが、新店舗のオープンに際し、大変だったことはどのようなことでしょうか? (樋口社長)オフィスのテナントならフロアは何階でもいいし、人通りが少なくても関係ないと思うのですが、飲食店舗の場合は路面店がいいし、人通りも多い方がいいなど立地条件が多くなりテナント探しが大変でした。 いいテナントが見つかれば、設定した営業時間帯に人通りなどを調べるため何日も通いつめたりもしました。 |
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―様々な飲食店の視察もされていらっしゃいますよね。「アオイサル」のこだわり、他店と差別化を図っている点など教えてください。 (樋口社長)営業しているエリアの飲食店が22時~23時の閉店が多いので、周りの店より閉店時間を遅く設定し、2軒目、3軒目でも利用していただけるようにしています。 また、お一人様でもご利用しやすいように一皿の量を少なくし、何品も食べていただけるようにしています。 |
―「アオイサル」オープンより1年以上経ちました。今後の展望をお聞かせください。 (樋口社長)レトルトパックや缶詰など、お店の味をご自宅でも食べていけるようにお取り寄せ商品の通信販売も考えています。 ―なかなかお店に行けない方にも家飲みにもいいですね! 今後飲食業界へ進出を考えている方へのアドバイスがあればお願いします。 (樋口社長)どの業種でも同じと思いますが、結局ビジネスは「人」が全てなので、いかにいい人材が集まる環境を作ることができるか大切と思います。 あと、他業種参入して思ったことは、その業界の常識といわれることを知らないのが強みになると思いました。 こうするのが当たり前とまかり通っている業界の常識を変えるだけで新しいものが出来上がると思います。 ―樋口社長、お忙しいところご協力いただきありがとうございました! 飲食業界は、営業時間短縮の要請など特に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた業界ではあったので、コロナ禍での飲食業界への進出は、とても勇気のいることだったかと思います。コロナ対策をしながらの企画、準備、運営、そして英会話スクールの運営との両立など、大変なことも多くあった中、樋口社長の人柄や、人、お酒、楽しいことが好きなところが何よりの成功の秘訣だったのだと思います。 オープンから1周年にも関わらず、各方面から共同主催のイベント企画の声が掛かるほどです。 インスタグラムでもシェフこだわりの美味しそうなお料理、お酒などがたくさん紹介されています。1軒目でも2軒目でもぜひ立ち寄ってみてくださいませ。 |