今回は、株式会社コムプランニング様をご紹介させて頂きます。 今期で設立から26期を迎える桝谷社長様にお話しをお伺いしました。 ・御社の簡単なご紹介や社内の雰囲気を教えて下さい。 我社は、衣料品(婦人ニットセーター70%・カットソー布帛30%)を海外協力工場で生産したものを、輸入して国内アパレルメーカーへ販売する形態の会社で男子社員2名、女子社員2名の5名体制で基本的にはOEMで在庫を持たない体制である。 社内の雰囲気は以下の通りである。 ・この業界での業歴、独立したきっかけ等を教えて下さい。 1971年兼松株式会社に入社をし、当時国内繊維業界もまだまだ活況を呈していたが、1995年頃からの円高への移行もあり、輸入国内販売の形態へ移行していく。そして小売業が力を持つようになり、商社の売上げ競争は激化していき、それと共に不良債権も増大していった。 そんな中、元々物づくりに興味があり、いわゆる商社の「通し商売」の限界を感じる中、自分でやりたい考えがあり、2000年に兼松株式会社の構造改革もあり、人員整理を行い、自らも退職をして、会社設立を行う。 ・同業他社と差別化を図っている点や、こだわりを教えて下さい。 我社は基本的に、OEM会社であり、衣料品の海外(主に中国)生産したものを、国内アパレルへ販売を行う。特に力を入れているのは、製品のデザイン等の企画力と、素材(原料)提案力である。 海外メーカーは10社程あり、各社共に、10年~30年の取引実績があり、安心して取引できる相手である。 ・普段気を付けていることや大事にしている考え等を教えて下さい。 「順境にいて悲観し逆境において楽観せよ」商売をやっていれば当然、世界経済、日本経済に左右され、コロナや災害などの影響を受け、その都度対応がぶれる事があっては、長期計画は立てられない。 順調な時ほど、慎重に行動しなければならない。 ・御社のこれからの展開、取り組みを教えて下さい。 やはり国内需要は人口減少に伴い、今後減少するであろうし、高齢者(65歳~85歳)も減少する中で、低価格の大量販売ではなく、中級商品以上の販売をいかに維持するかが、重要である。 その為には、マーケットのきめ細やかなフォローをしながら、必要とされる商品の開発が大事である。 お忙しい中、ご協力頂き誠にありがとうございました。 これからの御社のご活躍をとても楽しみにしております。 |