5月 | 2009 | ジョイン合同税理士事務所

今回は東大阪にて介護事業を行っておられます有限会社ろくぶんぎ様をご紹介させていただきます。

会社の設立は平成１６年１月、今期で６期目を迎えられます。社長ご自身もヘルパーの資格を取得され、前職の経験を生かして起業されました。
高齢化が進む日本において介護は今後、誰もが避けては通れない課題のひとつでもあります。

有限会社ろくぶんぎ様では、主として居宅介護支援・訪問介護を展開されております。
具体的には、要介護認定の申請手続きの代行や、ケアマネジャーが介護サービス計画の作成をし、サービス提供の支援をします。
また、訪問介護ではホームヘルパーや介護福祉士などが家庭を訪問して、食事、入浴、排泄の介助や炊飯、掃除、洗濯といった日常生活の手助けをします。

実際の介護の仕事は精神的にも肉体的にもハードです。要介護の方とのコミュニケーションがスムーズにとれないことや、時間が不規則であること等、ヘルパーさんは大きなストレスを抱えてお仕事をされています。
一方で、要介護者ご本人やそのご家族の方からの心からの感謝の言葉が、大きな励みとなり次へつながっているそうです。

左：事務の西井様　中央：サービス提供責任者の土井様　右：宮﨑社長
（他にも約３０名のヘルパーさんやケアマネジャー、介護福祉士の方がいらっしゃいます！）

だからこそ、従業員の皆さんが無理なく介護の仕事を続けられるような環境をづくりをすることが重要だと社長はおっしゃっています。その為には少しずつじっくりと事業を展開していく必要があるそうです。

また、今後としては介護タクシーや福祉用具の提供も視野にいれて、着実に事業を展開していきたいとの希望をお持ちです。

ちなみに社名である「ろくぶんぎ」とは航海をするときに方位を測定する器具、「六分儀」に由来しています。事業の運営にあたって、ものごとを見誤らず、常に正しい方位を選択できるようにとの思いが込められています。このことから社長の経営に対する真摯な姿勢と責任感の強いお人柄がうかがえます。