今回は、北区天神橋にある『有限会社 山本編集事務所』様を紹介させていただきます。 業務内容は、おもに高等教育機関の広報に活用するパンフレット、ポスター、チラシ、 リーフレットなどの印刷物を作成していらっしゃいます。 取引先様の協力のもと、“企画から納品まで”一貫して引き受け、また、広報ツールとともに、 同窓会報や記念誌の制作等も手がけていらっしゃいます。 社長自身がライターも兼ねており、インタビュー・ライティング業務も数多く受けているそうです。 学校経営者のインタビューを掲載するサイトも、カットオーバー以来担当されており、これまでにお会いした学校の理事長、 学長の数は100名を超える程とのこと! その経験等から高等教育機関の経営事情や教育システムなどに精通されている為、 現在は学校関連のお仕事が中心となっていますが、これまで行政関係など他業種の印刷物も手掛けていらっしゃいます。 |
山本社長は、とてもおもしろい感覚をお持ちの方で、お会いする度に色々な顔を見せてくださいます。
ユーモアに富んだ会話には、つい感心してしまいます。 そんな社長にお仕事へのこだわりを聞いてみました。 |
|
<山本社長 事務所にて> |
『デザインの美しさや上手な言い回しは二の次です。 大切なのは、これを「何のためにつくるか」という問いを常に立てること。 当然のことのようですが、実はこの芯を外している仕事が世の中には少なくありません。 ポスターにしてもチラシにもしても、それ単体では価値をもちません。 お客さまが新しい状況を生み出してこそ意味があります。 弊社が提供する制作物を通じて、お客さまの「価値の創造」につながるか。これがポイントです。』 |
また、『インタビュー業務では、インタビュイー(被取材者)との関係づくりを大切にしています。 人間は本来、話を聴いてほしい生き物なのですが、取材となると、どうしても必要以上に緊張したり、 言葉を選び過ぎたりされる方が多いので、そうした場合、最初の3分でインタビュイーの緊張感を解くことを心がけています。 それにはユーモアも有効です。 たとえば、NTTの職員を取材したとき、名刺交換の際、非常に固くなっておられるのが伝わってきました。 そこで、開口一番、「NTTさんだけに、電話取材のほうがよかったですかね」と冗談を言ったら、 すっかりリラックスしてよく喋ってくださいました。』 とも教えてくださいました。 |
なるほど、さすがに初対面は誰でも緊張してしまいます。 最初の3分、第一印象で印象が決まるという話も聞いた事があります。 限られた時間の中で、いかに取材相手の方との距離を縮めるか。 まさに、“つかみ”が大切なのですね。 |
|
<取材用PCとICレコーダー> |
|
|
(担当 坂本) |