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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成16年8月号

当たり前の有難さとすばらしさ

4月下旬に二輪車事故をおこして、左目を怪我した。現在は右独眼流生活をおくっている。診断書は左動眼神経麻痺とあり、主治医は元通り治りませんが自然治癒力で少し治る場合もあると付け加えてくれた。気長に自然治癒力を高めて治るように心がけている。


昔、故Y社長様に経営理念を作りませんかと声をかけた時を思い出した。Y社長様は次のような意味のことを言われた。 僕は「当たり前」ということはとても有難くすばらしいことだと思っている。社員が「当たり前」のことを当たり前に行うような会社にしたい。そして社員に給与を多く払えるようになりたい。その当時はちょっと抽象的で理解しにくいなと思った益金であった。怪我をして、独眼の日々の体験が「当たり前」が如何に有難く、すばらしいことかと気づかせてくれた。Y社長さまの言葉の奥深さが今になって少し理解できたのである。それから周囲の方々の親切な心遣いと協力がなんとも有難くうれしかった。今まで健康そのもので生かして貰ったので怪我人や病気の人に対する思いやりが十分でなかったということも分かった。頭で考えることも大切だが自分の体の声を聞くことが必要なことが分かった。それから今現在の私にはたくさんの「当たり前」に恵まれている。ひどい頭部打撲なのに脳が正常であること、右眼が正常(左眼自身は正常)、手足腰が無傷で五体満足に近いことである。この有難さと素晴らしさを残してくれたことに感謝して、クライアントはじめ周囲の方々のお役に立てるようになりたいと思っている。


これからもどうぞよろしくお付き合い下さいますようお願いします。

「ナノテク」が注目!

最近、「ナノテク」とか「ナノテクノロジー」という言葉を耳にすることが多くなりました。一体、このナノテクノロジーとはどのようなものなのでしょうか?


テクノロジーというからには、何かの技術なわけです。でも、一体何の技術なのでしょう?そもそも、「ナノ」という言葉は何を表しているのでしょう?


実は、このナノという言葉、元々ラテン語で“小人”という意味なのです。そして、“10億分の1”という意味で長さの単位にも使われています。つまりナノメートルは10億分の1メートル、すなわち100万分の1ミリメートルのことになります。


ナノ・テクノロジーのナノは、このナノメートルのナノのことなのです。この大きさを、私たちが知っている大きさに例えてみましょう。


高校野球で有名な甲子園球場があります。そのバッターボックスから外野のフェンスまでを1ミリメートルとすると、甲子園球場の砂粒の一つの大きさが、ほぼ1ナノメートルに相当します。とにかく、ものすごく小さいことは分かってもらえるのではないでしょうか?


そして、このナノメートルが、ちょうど物質を形作っている分子一個くらいの大きさなのです。このとてつもなく小さな世界では、私達に想像もつかない奇妙な現象が起こることが分かってきました。その奇妙な現象をうまく利用して、いろいろな物事に応用しようというのがナノテクなのです。


コンピュータや携帯電話に使われる半導体や、遺伝子治療に使われるDNAなども、このナノテクによって新たな可能性がひらけるものと期待されています。また、とても小さな世界のことなので、当然人間の目で見ることは出来ません。性能のいい光学顕微鏡でも無理です。なにしろ、人間の目に見える光の波長よりも小さな世界のですから。



そこで、このナノの世界を見て調べることの出来る技術も必要になるわけです。と言うよりも、ナノの世界を見ることが出来る「プローブ顕微鏡」が実用化されたからこそ、夢物語のように思われていたことが現実になってきたと言った方がいいかもしれません。


このようにして、一口にナノテクと言っても、様々な分野の最先端技術が集まって、更にその先を目指しているということがナノテクの凄さなのです。


ナノテクの研究は、まだスタートしたばかりです。これから、次々に新しい発見や技術の進歩があることでしょう。そしてその成果が私達の生活に生かされるようになるのも、それほど遠いことではないかもしれません。

プロ野球界の行く末

近鉄とオリックスの合併問題に端を発した球界再編、1リーグ化への動きは、現実味をおびてきました。このままの流れからすると、プロ野球は来シーズン、1リーグになるといえるでしょう。6球団によるリーグ戦でも経営が困難なパ・リーグが、5球団による変則リーグ戦で経営が成り立つ訳がなく、来シーズン、変則リーグ戦を行うことはリーグの自殺行為になり、パ・リーグと各球団の経営は確実に破綻するからです。



しかし、1リーグ化には大きな痛みが伴います。球団数を2つ減らして、12球団が10球団になれば、およそ17パーセントに当たる選手がリストラ対象になるそうです。リストラ対象選手は、合併する球団の選手に限らず、いわゆる「ところてん方式」で、すべての球団の選手が対象になります。また、リストラの対象は選手だけではなく、監督・コーチから球団職員まで、野球界を構成するすべての人員が対象になります。


さらに、1リーグ化すれば、プロ野球は正常な経営が成り立つようになるのか。これも、ほとんど確実にそうはならないでしょう。一部球団への『一極集中』が、さらに加速するおそれがあるため、1リーグ化しても、問題を解決したことにはならないからです。


そもそも、プロ野球の球団は、赤字経営が当然視され、その赤字は親会社が広告費名目で補填してきました。戦後の高度成長期からバブル期まではそれがまかりとおり、球団の赤字体質をとがめる者など誰もいませんでした。なぜなら、球団の赤字など、親会社の利益で十二分に補填できたからです。国民的人気スポーツであるプロ野球の球団を保有することは、親会社、とくにそのオーナーにとっては、何ものにも代え難い特権であり、球団の億単位の赤字など大きな問題ではなかったといえるでしょう。


しかし、バブル崩壊後は、そうした社会状況ではなくなり、親会社が球団の赤字補填に耐えられなくなってきたのです。近鉄が今年1月末に発表した球団命名権売却と、今回のオリックスとの合併問題は、球団の赤字を親会社が補填するという、戦後長く続けてきたシステムがもはや限界に達したことを示すものでしょう。


この戦後から続いてきたプロ野球界の構造の限界が、球団に『経営』という意識を植え付けるかに思われました。近鉄買収に名乗りを上げた「ライブドア」がそうです。ファンの意見からも、ライブドアの近鉄買収についてのアンケートで71%が賛成、一方、近鉄・オリックスの合併については、賛成が21%、反対が50%という結果でした。にもかかわらず、相変わらずの密室の中のオーナー会議により、ライブドアの近鉄買収話は門前払いとなり、プロ野球界に経営という2文字は、消えてしまう結果になりました。


今のところ、プロ野球はまだ日本の国民的人気スポーツの代表といえるでしょう。しかし、近年のサッカー人気などにより、人気は下降し続けているにもかかわらず、なんら新しい試みをすることはありません。それに比べ、サッカーは地域密着を掲げ、都市部よりも、地方都市を中心に固定的なファンをつかんでいます。その代表が新潟や仙台などで、Jリーグの中でも多くの観客動員を実現し、人気チームの中に肩を並べつつあります。プロ野球界が、このままファンの意見を取り入れることなく、今までどおりの体質が続くのなら、数年後にはプロ野球は国民的人気スポーツではなくなっているでしょう。

夏 祭 り

皆さんの周りでも神社のお祭りなどが行われる季節だと思いますが、大阪では6月30日の愛染祭から始まって8月にかけて、各地域で様々な夏祭りや花火大会などのイベントが催されます。書店では夏のイベントを特集した情報誌が山のように積まれています。それだけ人々、とくに若者の関心が高いということでしょう。


今年も7月24、25日に行われる有名な天神祭は、毎年100万人もの人出で賑わうそうです。その経済効果は莫大なものだと思われます。鉄道会社も臨時列車を増発したり、テレビ中継や花火による企業の宣伝などの面で、大きな影響があります。


個人の側では、最近若い人たちの間でもお祭りの風物詩ともいえる浴衣がよく売れたり、夜店で食べ歩きをしたり、「お祭り」という特別な響きで、普段より財布のひもが緩む人は多いのではないでしょうか。


商品としては浴衣だけではなく、ある情報誌によると、花火見物の必需品として勧めているのが、敷物、携帯用扇風機、日傘、ミニライト、クーラーバッグ、機能性ウェットティッシュ、携帯ラジオ。イベント「前」に買うものも予想以上にたくさんあるようです。


ただ、夏祭りを取り巻く状況は明るいものばかりではありません。地方自治体などが主催して、寄付金、協賛金を得て開催するのが一般的ですが、景気の良い頃と比べると企業からの協賛金が集まりにくくなっているそうです。そのため資金難のイベントでは、花火大会で有料席を設けたり、苦肉の策を取り始めたところもあります。


今回の記事を書くにあたって、夏祭りについて調べて初めて知ったのですが、一般の市民も手軽な値段で花火に協賛できるそうです。自分の花火が上がるというのは少し不思議な気分ですが、個人的には興味が湧きました。不況の中だからこそ、消費を促す夏のイベントが盛り上がってほしいものです。


もちろん経済効果がどうこうといった難しいことではなく、お祭りで心の元気を養って、また仕事をがんばろうという気持ちになるためにも、出かけてほしいと思います。

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