「次の一手」 |
巡回監査時にお客様からご相談やお悩みをお伺いしますが、その内容は業種・業歴・立場によって様々です。しかし、ここ1年位同じ内容の悩みをお伺いすることが多くなりました。【人手不足】・【人材不足】です。「採用の応募をかけても人が集まらない。」「面接を受けに来ても、コミュニケーションスキルが著しく欠如しており採用できない。」「人材不足により需要増への対応ができない。特に専門的なサービス業にいたっては、そのサービスを提供でき得る技術を持った人材がいない。」と、人材確保の難しさをおっしゃられます。 帝国データバンクの2013年12月における調査結果を下記に記載します。 1.企業の36.8%で正社員が不足していると回答。「建設」「人材派遣・紹介」「情報サービス」「専門サービス」については6割近くに達している。 2.人手が不足している企業のうち、「生産現場に携わる従業員」が55.1%で、「営業部門の従業員」「高度な技術を持つ従業員」と続き上記3項目が特に高かった。 3.人材確保の定着や対策では、「やりがいのある仕事を任せる」や「仕事内容や評価基準」「円滑なコミュニケーション」を上位に挙げる企業が多かった。 「仕事があるのに受けれない」、そんな歯がゆい思いをされてるお客様は多くいらっしゃるかと思います。 厚生労働省の発表による労働人口(15歳~59歳)は、2000年から2012年にかけておよそ400万人減少しており、東京オリンピックの開催年である2020年までにさらに100万人は減少すると予測されています。 上記労働人口の減少という状況を考えると、人材の確保は企業にとって急務であると思われます。 私の担当させて頂いているお客様の中にも、将来を見据えて「今期の目標は、人材の確保です。売上や利益は、いい人材を確保すればおのずと付いてきます。」と売上や利益より優先されている方がいらっしゃいます。人材確保にかかる予算も、例年より多く計上されたりとあの手この手で対策を立てていらっしゃいます。 人材は足りていますでしょうか?また有能な人材の定着対策はされていますでしょうか?同業他社(ライバル企業)は、すでに手を打たれています。 |
( 真 下 ) |
「整理整頓」 |
皆様は整理整頓は得意ですか?これは性格によって、常に身の回りがきちっと整理されている人とそうでない人とで正反対に分かれると思います。私は正直あまり得意ではないです。 キレイ好きではあると思いますが整理整頓は苦手です。この理由は分かっていて、ズバリ"捨てられない"ことです。「いつか使うかもしれない」、「また見ることがあるかもしれない」、「何かの役に立つかもしれない」という思いが強く、捨てられません。 幸いなことに弊社は「毎日退社する際にはデスクの上に書類は残さない」というルールを決めておりますので、デスクの上が書類で山積み・・・というようなことはありません。ですが、やはり職種柄、書類は毎日増え続けていきます。何かいい整理整頓方法はないかと調べていますと、面白い記事を見つけました。毎日増え続ける膨大な書類ですが、実はその半分が不要なものであるという調査結果があるとのことです。重要な書類や現在進行中の仕事の書類以外の、いわゆる私が捨てられない"やがて使う見通しのある書類や資料"のほとんどが不要であるということです。そこに記載されていた整理整頓のコツを少しご紹介します。 ①書類や資料を手にしたその時に、仕事の流れに応じて大きく次の3つに分ける ・手掛けている最中の書類と資料=「進行中」 ・すでに終了した案件の書類と資料=「終了」 ・やがて使う見通しのある書類や資料=「念のため」 この分別の段階で、重要な書類と必要な資料以外は処分する。すでに終了した業務の書類は原本(成果品)だけを保管する。 「念のため」の書類や資料は、1年以内に使う目途のあるものだけに。それでも捨てきれないものには、「保留用」のファイルボックスなどを一つだけ用意し、そこが満杯になったら古いものから、どんどん捨てていく。 ②書類スペースを決めて、あふれたら捨てる 机の上にファイルの収納スペースを確保する。増えてきたら、「捨てる」か「保存ボックスへ移す」かを選択する。その選択のために、一定のスペースを決めておく。 上記のポイントは、①の3つの分類の中で「念のため」に分類された書類のうち、一定の容量だけを"保留"し、そこが増えれば古いものから捨てるという方法です。早速実践してみようと思います。やはり「整理整頓=捨てる作業」だと改めて感じました。捨てる基準を作るためには、収納スペースを決めることと捨てるタイミングを決めることです。ちょうど年末に大掃除をされる方もいらっしゃると思いますので、整理整頓が苦手な方はご参考下さい。 ※税法上、一定期間保存義務のある帳簿・書類関係は捨てずに保存、整理しておいて下さい。 |
( 茂 山 ) |
「自信」 |
初めまして。今年の8月に入社致しました井上由貴と申します。毎日が勉強の日々で、まだまだ未熟者ではありますが、早く皆様のお役に立てる存在になれるよう精進して参りますのでどうぞよろしくお願い致します。 さて、皆様は自分に自信がありますかという問いに対してイエスと答えられますか? 私自身、入社して3ヶ月、初めてのことに戸惑ったり失敗の毎日で自信を持てなくなってしまうことがあります。これまでも周りから「もっと自分に自信を持ちなさい」と言われることがありましたが、そもそも自信とは何なのだろうと考えてみました。文字通り、「自分を信じる力」なのだと思います。そして自信をなくしてしまった状態というのは「自分を信じることができない状態」だと言える気がします。 では、自分に自信を持ちたいときや、自信をなくしてしまったときにはどうしたらいいのかと思い調べてみたところ、以下のことが印象に残ったので簡単にご紹介させて頂きます。 ○表現すること 自分に自信が持てない時は、自分が思ったことや感じたことをいち早く自己否定し抑圧してしまうため、自分の直感をそのまま言葉にしたり、ノートに書いたりすることで、ありのままの直感や感情を受け入れること。 ○自分との約束を守ること いつも約束の時間に遅れてくる人に対して信頼を失うように、自分との約束を破ってしまったとき自分に対する信頼がなくなります。逆に言うと、自分との約束を守ることで自分への信頼感が高まります。難しいことだと達成しにくく逆効果になるため、「帰ったときに靴をそろえる」などといった簡単な目標を立て継続していくことが大事なようです。 自信をつけていくためには、とにかく小さなことをコツコツと続けていくことが重要なようです。 私自身、時間がかかるかもしれませんが、1ヶ月後、1年後には今の自分と比較して自分に自信が持てるようになった、自信を持って仕事ができるようになったと感じられるよう、小さなことから始めてみたいと思います。 |
( 井 上 ) |