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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

令和4年 12月号

「心に火をつける」

 
凡庸な教師はただしゃべる。
よい教師は説明する。
すぐれた教師は自らやってみせる。
そして、偉大な教師は心に火をつける。
 

アメリカのある文筆家が残したこの言葉は教育関係者の間でよく使われているそうですが、ビジネスの世界でも通じるものを感じます。

教科書を棒読みするだけの授業はもちろん問題外。話し方や伝える内容に知恵を絞り、生徒の「やる気スイッチ」を入れる。志ある教師は、そのためにあらん限りの情熱を注ぐ。これは教室内の授業に限ったことではなく、普段の振る舞いも含めてすべてが教育だという考え方です。一方的に主張を押し付けることなく、言葉や態度を尽くして相手の心を動かします。
あるべきリーダーの姿にもつながるのではないでしょうか。

優秀なリーダーの定義には様々なものがあります。
・コミュニケーションスキルが高い・チームを信頼し、周りの人への敬意を忘れない。
・周りを巻き込み、チーム全体のモチベーションを上げるなど、結果として相手の気持ちを動かし、どう行動に結びつけるかが肝心だと思います。

会社の組織力は優秀なリーダーの数で決まると思います。
皆様の会社でもリーダーの育成、次世代候補の教育など、社内社外で様々な活動をされているかと思います。機会があれば、成功例、体験談などの情報交換ができればと思います。
( 安 達 )
「日本のこどもの数について」

 先日、世界の人口が80億人を突破したことを国連が発表しました。人口の増加はインドやアフリカ諸国などで著しく、来年にはインドが中国を抜いて世界で最も人口が多くなると推定されているそうです。一方、日本の人口は1億2483万人で、前年同月に比べ減少67万人減少しているとのことです。(総務省統計局 2022年10月1日現在概算値)世界的には人口が増加しているものの、日本の人口は減少の一途を辿っています。
 日本の人口は、減少していると同時に少子高齢化も進んでいることは皆様ご存じの通りですが、今回は「日本のこどもの数」について採り上げてみたいと思います。 総務省統計局は、毎年5月にこどもの日にちなんで「我が国のこどもの数」を発表しており、直近では2022年4年1日現在のデータが公表されています。これによりますと、「2022年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口。以下同じ。)は、前年に比べ25万人少ない1465万人で、1982年から41年連続の減少となり、過去最少となりました。

 男女別では、男子が751万人、女子が715万人となっており、男子が女子より36万人多く、女子100人に対する男子の数(人口性比)は105.0となっています。」とのことです。
データを詳しく見ると、日本のこどもの数は毎年過去最少を更新しており、深刻な少子化の進行がわかります。
ここで注目したいデータが、都道府県別こどもの数です。「こどもの割合をみると、沖縄県が16.5%と最も高く、次いで滋賀県が13.4%、佐賀県が13.3%などとなっています。」とありますが、「こどもの数が100万人を超えるのは東京都、神奈川県、大阪府の3都府県となっています。」この内訳をみると、東京都155万人、神奈川県107万人、大阪府101万人でした。こどもの総数が前述の1465万人であるため、日本のこどもの10人に1人は東京都民(155万人÷1465万人=10.5%)という結果です。

 ※ ちなみに首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県)割合は(155+107+86)÷1465=23.7%
 近畿三府県(大阪・兵庫・京都)割合は(101+65+28)÷1465=13.2%でした。

少子高齢化とともに、東京一極集中が進んでいることが見て取れます。東京一極集中により、首都圏と地方の格差が広がることが特に問題点として指摘されています。
 近年では一部政府機能の地方移転や首都圏大学定員抑制などの施策がとられていますが、どれだけ効果があるのかは不透明です。コロナ禍においてテレワークが一般的になってきた世相を踏まえ、地方自治体は企業と一体となって、地方発ベンチャー促進や大企業の誘致などを進める必要があるかもしれません。
( 長 田 )
 
「ジグソーパズル」

 最近私のマイブームで、平日の夜・週末に家族でジグソーパズルにハマっています。
子供達が寝静まってからは夫婦で黙々と没頭する程のハマりようです
今日はこのジグソーパズルについて皆様に紹介したいと思います。

<ジグソーパズルの歴史>
ジグソーパズルの歴史は古く、1760年頃に、イギリスのロンドンで地図職人技師として 働いていたジョン・スピルズベリによって、最初につくられたと考えられています。
 最初のジグソーパズルは、地図のパズルで、ピースがそれぞれの国の形をしており、完成すると地図になるものでした。子供の教育のためにと考えられたこのアイディアは、イギリスの教育現場で受け入れられ、 広まっていきました。
 当時のパズルは木製で、木を糸のこぎり(=jigsaw)でカットすることから、「ジグソーパズル」と名づけられたようです。木製だったため、なかなか高価の品であったそうです。
 現在のような紙製のパズルは1800年代に広く普及し、1970年頃になり、ようやく日本にもジグソーパズルが入ってきます。

<ジグソーパズルの効果>
 ジグソーパズルには趣味として楽しむ以外にも様々な効果があるようです。ジグソーパズルに集中して取り組むことで、脳を鍛えることも可能です。どこにどのピースが当てはまるか、左脳を使って分析したり、このピースが当てはまるかもと右脳を使って想像したりと、ジグソーパズルをすることで脳全体が活性化します。
 また、同じような絵柄のピースをじっと見つめ、どのような違いがあるかを見つける行為にはかなりの注意力が必要です。
絵柄にぴったり当てはまるピースを考えることで視空間を推理する能力も鍛えられます。
 さらに、ジグソーパズル完成後の達成感には脳内からドーパミンを分泌させる効果があり、リラックス及びストレス発散にも役立つようです。

<ジグソーパズルの効率的な進め方>
手順①
 まずは角、つまり四隅にあたる部分のピースを探します。四隅にあたる部分は、四辺のうち2辺が直線状になっているため、すぐに分かります。
手順②
 次に探していくのは、ジグソーパズルの外周部分にあたる、端のピースです。パズルの端、つまり外周にあたる部分のピースは、一辺が必ず真っ直ぐに切れているため、四隅のピース同様、とても見つけやすいのが特徴です。
( 橋 本 )
「2023年度税制改正大綱」

 先日、来年度の税制改正大綱が公表されました。その中から特に中小企業の皆様に関わりのある項目を抜粋してお伝えしたいと思います。                              
■ 消費税(インボイス制度)
・小規模事業者に対する納税額に係る負担軽減措置
 一定の小規模事業者であるインボイス発行事業者は、令和5年10月から令和8年9月までに属する課税期間について、消費税の納付税額を売上に係る消費税額の2割の金額とすることができるようになりました。対象になるのは基準期間(2年前)の課税売上高が1000万円以下となるインボイス発行事業者です。

・中小企業者等に対する事務負担の軽減措置
 基準期間の課税売上高が1億円以下または特定期間の課税売上高が5千万円以下の中小企業者は6年間、取引金額が1万円未満の課税仕入れについては、インボイスの保存がなくても帳簿のみで仕入税額控除の適用が認められることとなりました。

■ 電子帳簿保存制度
 売上高が5千万円以下の企業については電磁的記録の保存制度の要件が緩和されました。適正な帳簿処理を行っていれば、実質的に紙での保管が認められることになると考えられます。

■ 資産課税
・相続時精算課税制度の110万円の基礎控除の創設
 相続時精算課税制度により行われた贈与について、課税価格から毎年110万円の基礎控除ができるようになりました。

・生前贈与加算制度の見直し
 暦年贈与により生前に贈与を受けていた財産について、相続時に加算される贈与期間が3年から7年に延長されました。
( 安 達 )
「対面することの重要性」

 先日、お客様から、毎年12月は取引先様一件一件に出向いて手渡しでお歳暮を渡しているというお話を聞きました。

 数件の取引先様に対して直接お渡ししているのかなと思っていたら、なんと80件もの取引先にわざわざ出向いてお持ちしているとのことでした。なぜそこまでして手渡しにこだわるのかお聞きしたところ、普段あまりお会いしない方にお歳暮を渡すという目的で会うことによってそこで会話が生まれ、信頼関係がより構築されるだけではなく、会話の流れによっては新規の注文が入ったりすることがあるそうです。お客様を非常に大切に思われている方で、日頃の感謝の気持ちを込めて自ら足を運ばれているとのことですが、それだけではなく、ビジネスチャンスを掴むという意味でも毎年お歳暮やお中元は手渡しされているそうです。

 別のお客様からも似たようなお話をお聞きしたことがあります。その方は、口座間の送金が当たり前となっているこの時代に、あえて小切手を用いて集金も自ら取引先様に出向いてされているとのことでした。振込のほうが便利ですし、小切手だとキャッシュが入ってくるタイミングも遅いのでメリットがあまりないのではないかと感じていましたが、そのお客様によると前述した方と同様、実際に取引先様のお顔を見て直接お話することでコミュニケーションが生まれ、良い関係を継続できるだけではなく、お仕事の新規依頼を貰えたりすることもあるとのことでした。

 便利な世の中になり、直接顔を合わさなくても相手先と取引ができるようになり、むしろそちらのほうが効率が良く当たり前に行われていることだと思います。しかし、一見手間で面倒に思うことでも、効率重視なやり方では成し得ないメリットもあるのだなと感じました。
 お歳暮をいただくだけでも有難いことですが、直接お持ちいただくことで受け取られた方も心があたたまると思いますし、受ける印象も違ってくると思います。直接お顔を見て会話するということは非常に大切なことだと感じますので、そういった機会を意識的に作ろうとされている心がけは素晴らしいことだと思いました。私もその考え方を見習いたいと思います。
( 本 並 )
 
「W杯における賞金」

 今回は2022年11月20日に開幕した4年に1度の祭典「サッカーW杯2022」の賞金について調べてみました。
 12月18日(日本時間19日)、2022年FIFAワールドカップ・カタール2022の決勝戦でアルゼンチンがフランスを破って通算3度目の優勝を果たしました。王者アルゼンチンを筆頭に、出場したチームは多額の賞金を獲得する。
果たして、各チームはいくらの賞金を獲得するのでしょうか?
 今大会でカタールは、史上最高額の4億4,000万ドル(約616億円)の賞金を用意しました。これは2018年大会から4,000万ドルの増額となります。ブラジルで開催された2014年大会の賞金は3億5,800万ドルとなっています。
 12月5日(日本時間6日)に行われた決勝トーナメント1回戦にて、惜しくも敗退となった日本代表。目標としていた初の8強は逃してしまいましたが、16強に入ったことで賞金1,300万ドル(約18億2,000万円)を獲得するそうです。
詳しく見ていくと、優勝国には4,200万ドル(約58億8,000万円)、準優勝国に3,000万ドル(約42億円)、3位に2700万ドル(約37億8,000万円)、4位に2,500万ドル(約35億円)を授与するそうです。また8強が1,700万ドル(約23億8,000万円)、16強が1,300万ドル(約18億2,000万円)で、1次リーグで敗退した場合も900万ドル(約12億6,000万円)もの賞金が与えられるようです。非常大きな賞金金額ですが、2022年大会のFIFAの収益見込みは46億ドル。放映権料だけでも26億ドルの収益が見込まれています。
 さて、FIFAから各国に支払われる賞金額は分かりましたが、代表の選手達はどれだけの収入を得ることになるのでしょうか?
日本サッカー協会は代表選手のペイメント規定を公表しており、日当1日1万円と明らかにしています。また、日本代表の試合には大会の規模や対戦相手のレベルに応じて勝利ボーナスが設定されておりW杯は200万円で、選手全員に一律で支給され引き分けの場合でも半額の100万円が支給されます。
 加えて大会の成績に応じたボーナスもあり、W杯の場合は優勝で5,000万円、準優勝3,000万円、3位2,000万円、ベスト4で1,000万円、ベスト8で800万円、ベスト16で600万円が選手全員に支給されます。

 このように各国への賞金額、選手達への報酬額も大きなお金が動いているのが分かります。次回のW杯では出場国が32から48カ国へ増加し大会方式が大きく変わるそうです。日本の初のベスト8進出、次大会の賞金額がどのように変化するか楽しみですね。
( 丸 谷 )

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