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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成16年12月号

球 界 再 編

野球界の動きが目まぐるしい。シ-ズンが終わったというのに、「福岡ダイエ-ホ-クス」がソフトバンクに買収、㈱コクドの有価証券取引法の虚偽報告から始まった「西武ライオンズ」の身売りなど、「東北楽天イ-グルス」「オリックスバファロ-ズ」を含めると来期はパリ-グ6球団のうち4球団が新しいチ-ムという異常事態となります。


あまり野球中継に興味のない私ですが、球界再編の一連の動きは「ビジネス」の目からみても興味深いものがあります。


もともと赤字体質の球団経営、近鉄バッファロ-ズは年間40億円の赤字を出し、他の球団も例外ではないといいます。親会社である企業は鉄道会社、百貨店やス-パ-マ-ケット、食品業界など、球団はある意味、これら親会社の広告塔の役割が強かったと思います。年間数億円の赤字を出したとしても、繰り返されるTVニュ-ス、スポ-ツ新聞のトップ記事など、メディアへの露出効果を考えると、安い買い物だったかもしれません。


実は税務上もこれらの動きを後押しした経緯があります。1954年に出た国税庁通達に「子会社である球団の広告費や欠損金は負担した親会社の経費としてよい」という内容のものがあります。今から50年前の通達ですが、野球を国民的娯楽に育てようとした政治的背景もうかがえます。


それから50年たった今、日本経済もようやく長いトンネルから抜け出そうとしています。企業もリストラクチャリングやスクラップアンドビルドを繰り返し、生き残った会社はある意味、タフで強靭な体質になったともいえます。


組織や経営も旧態依然とした体質からニュ-タイプへ。楽天の三木谷社長やライブドアの堀江社長のような方がどんどん世に出て、新しい発想や改革を起こせる時代が訪れればと思います。

( 安 達 )
変貌を続けるファミリーレストラン

皆さんは、最近ファミリーレストランに行かれましたか?


ファミリーレストランが、一般的に認知され始めたのは、昭和40年代中頃。外食の習慣自体がまだ日常的ではなかった時代です。外食すること自体が特別であり、そして、洋食中心のメニューでどんな来店動機にも対応できる品揃えというのが特徴でした。


しかし、それから30年以上が経過した今では、業態がどんどん細分化されてきています。お客の利用頻度が高まり、外食がそれほど特別なものでなくなり、お客はもっと新しいもの、もっと専門的なものを求めるようになってきたからです。


それが一番顕著に現れているのが、デパートの飲食店街ではないでしょうか。一昔前までは、和洋中のほとんどの料理が食べられる大食堂がありましたが、今では、パスタ・とんかつ・中華・焼肉・寿司など、様々な専門店が占めている状況です。これは、外食が日常化し、お客の舌が肥えてきたことにより、飲食店の利用スタイルが、これまでの外食=特別というものから、おいしいものでなければ無理に食べないというように変わってきたからでしょう。


飲食チェーン店の先駆けであるファミリーレストランもこういった顧客のニーズや時代の変化に対応して業態を細分化させてきています。


たとえば、大手のすかいらーくでは、

すかいらーく(従来のファミリーレストラン)
ガスト(低価格を訴求した業態)
スカイラークガーデン(パスタ・ピザなどが中心の業態)
スカイラークグリル(ステーキが売りものの業態)
バーミヤン(中華のファミリーレストラン)
藍屋(和食のファミリーレストラン)
夢庵(藍屋のガスト版)
ジョナサン(コーヒーショップ)

これらの業態は、メニューの品揃え、客単価、店舗イメージなどを変化させ、顧客の異なる利用動機に対応するとともに、いつも一つの業態では飽きてしまうといった顧客のニーズに応えようとした戦略です。利用する側自体、ファミリーレストランに行ってるという気がせずに利用している業態もあるのではないでしょうか。


今後もファミリーレストランは、時代の変化に対応し、様々な変貌を遂げていくでしょう。その時、その店のメニューや内装、利用客などをふと気にとめてみると時代の流れが何か感じ取れるかもしれません。

( 河 瀬 )
年賀状

早いもので今年も残すところあと1ヶ月となりました。年末になり何かと忙しくなりますが、ついつい後回しにしてしまうのが年賀状です。


この年賀状、いつから始まったものか調べてみると、平安時代の公家社会にその原型が見られるそうです。しかし時が経つにつれ、お正月の年始のあいさつは名刺を配るようになっていきました。

ところが明治新政府が年賀はがきを発行するようになり、名刺を配るかわりに、はがきによる新年の挨拶が次第に一般的になってきたそうです。つまり年賀状の当初の目的は「年賀の挨拶を簡略化すること」にありました。


ところが、年賀状が一般化しさらには定着してしまうと、「挨拶まわりを簡略化したもの」と思うよりは「面倒臭くて書かなくていいものを書かなくてはならない」という縛り付けられた義務のように思いがちになってきてしまいました。特に都会では人と人との関係が希薄になってきたと叫ばれるだけあって、別段新年の挨拶をしなくても暮らしていけるので、特に面倒な「義務」の事はどうでもいいように考えてしまうケースが多くなってきているのではないでしょうか。


しかし元々の由来を考えれば、年賀状はやはり元旦に届くようにしたいですし、少し手を加えたものを作りたいものです。


作家の池波正太郎氏は次の年の年賀状を年の初めから手書きで書くことで有名だったそうです。またある信用金庫の理事長は旅行先ではがきに風景を描きそれを年賀状として使っているそうです。


こうした出し手の真心が、相手の心に響くのではないでしょうか。


江戸時代、佐賀鍋島藩に仕えた山本常朝が記した修養の書「葉書」には「手紙は向様にて掛け物になると思え」との一節があるそうです。そんなことを考えると掛け物にされても恥ずかしくない文章や文字で書く気構えが少しでも年賀状には欲しいものです。

笑えば笑うほど長生きできるわけ

心に良いことが体にも良い、という理由のひとつに、最近注目されている「免疫力」があります。特に今注目されているのが、「NK細胞」というものです。NKはナチュラル・キラーという単語の略。自然の殺し屋という意味だそうです。


では、自然に存在する殺し屋は何を殺すのでしょうか。もともとNK細胞というのは、体の中に異物が入ったときに、それを殺す細胞だと考えられていました。


しかし、最近になって、人間は1日万単位で出来損ないの細胞を作っていることが分かってきたのです。そして、その万単位の出来損ない細胞をNK細胞が食べてしまうというのです。その結果、NK細胞のおかげで出来損ない細胞が体に残らないということも分かってきました。


逆にいうと、NK細胞が出来損ない細胞を食べ残してしまうと、それがガン細胞の元になるのではないかと言われています。実際にNK細胞の活性化を調べてみると、20歳くらいのときが一番活発で、40代50代になると活性が半分くらいになり、70代だとさらに半分になるそうです。歳をとるほどガンになりやすいのは、歳をとるほどNK細胞の活性が落ちていくからではないかという説が有力になってきています。


そして、このNK細胞の活性というのが、心の具合によって良くなったり悪くなったりすることが最近分かってきました。ひとつがオーストラリアのジズークという学者が調べたもので、「うつ病になるとNK細胞の活性が3割ほど落ちる」というのです。また、岡山の柴田病院の伊丹先生が調べた結果では、大阪・なんばのグランド花月にボランティアを20人ほど連れて行き、そこでお笑いのショーをずっと見せたところ、NK細胞の活性が通常より低かった人全員が正常範囲以上になったそうです。


このように、笑うことによってNK細胞の活性は正常に近づいていくし、うつ病になると落ちていくということが分かっています。特にもともとのNK細胞の活性が落ちてきている中高年であればあるほど、笑ったり楽しんだりすることは体に良いことで、逆にうつになることはNK細胞活性の低下=免疫力の低下=体に悪い、ということになります。


というわけで、特に中高年であれば、心に良いことは体にも良い=笑えば笑うほどガンが防げる=長生きできる、と考えていいのかもしれません。これから年末に向けてどんどん忙しくなり、家族団らんの時間や、笑う時間が少なくなる方も多いと思います。『笑う門には健康』です。できるだけストレスを溜めないで、明るく楽しく新しい年を迎えられるようにしましょう。

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