取材後記 |
11月の初旬に、税理士業界の専門誌である「実務経営」の特集記事と、
ジョインが提携をしております損保ジャパンひまわり生命の代理店向け社内報の共同取材をうけました。 取材をうけたのは私とリスマネ責任者の山下。 クライアント訪問日記などで顧問先の皆様の取材をすることはあっても、自ら取材をうけるということはなかなかありませんので、 多少の緊張はありましたが、記者の方の巧みな進行のおかげでリラックスしたムードの中、インタビューを受けることが出来ました。 取材の内容は税理士事務所のリスクマネジメント業務の取り組みについて。 顧問先様の皆様とどのようなお付き合いをしているのか、またその中でどのような提案をしているのか。 社内でのチェック体制や研修制度についてなど、自らの事務所経営を見つめ直す良いきっかけでもありました。 長年ジョインではリスクマネジメント業務を顧問先向けのサービスのひとつとして提供しております。 顧問先様の業務内容の危険度や仕事の特性、銀行などから受けている融資額やリースの額、 運転資金の必要額や将来の退職金必要額などその企業に関わるあらゆるリスクを分析させていただきます。 その中で企業や経営者様がご加入されている生命保険や損害保険などをチェックするのですが、 必ずしもその企業のリスクを全てカバーしているものとは限りません。 何年も前に加入したまま現状の内容とは見合わないものも多くあります。 特に他の会計事務所から移ってこられた顧問先様、 生損保各社の営業マンに勧められるまま契約された顧問先様はその傾向にあります。 昨今の経済不況のなか、企業にとっては経営に伴うあらゆるリスクを払拭しておかなければなりません。 ジョインでは今後も皆様の会社経営の環境整備のためリスクマネジメント業務に取り組んでいきたいとあらためて思いました。 |
( 安 達 ) |
つながり |
突然ですが、10月の2日に結婚しました。 今年30歳になり、昨今では遅いのか早いのか分かりませんが、30歳にして人生の伴侶を見つけることが出来ました。 家庭を持って、今後は今まで以上の責任があることを感じ身が引き締まる思いです。 そのときに感じたことをご紹介させて頂きます。 結婚式当日は皆様お忙しい中、式、披露宴、二次会を合わせて120人ほどの人に参加して頂きました。 私たちのためにこんなに大勢の人が、それも自分達を中心とした人々が集まって祝って下さったことが本当に嬉しかったですし、 感謝の気持ちでいっぱいです。 今まで生きてきて、これほど人とのつながりが大事だということを感じたことはありませんでした。 こういう機会は私達にとってはおそらく人生に一度しかないことだと思います。 結婚式を行うにあたり、式場のスタッフが担当について下さったのですが、一生に一度(一般的には) しかない晴れの舞台を演出することの難しさを痛感しました。 結婚式の約1年前から式や披露宴の内容を打ち合わせていき、私達のことを知ってもらい、また、 私達もその人の事を知っていって信頼関係を築いていきました。 ですが、結婚式当日はたくさんの人が来られます。 その中で予定通りに会を進行していくのは大変で、やはり多少の段取り違いや、ミスもあります。 祝いの席ですので、多少の無礼や至らぬ点は許されるのかもしれませんが、 来て下さっている皆様に粗相のないように滞りなく執り行わなければなりません。 手違いがあったからやり直すという訳にはいかない本番一発勝負です。 それでもその状況の中での臨機応変な対応や、その後のアフターフォローは素晴らしかったです。 たいへん感謝しています。 扱うものは違えど、我々もクライアントを担当させて頂いている身です。 確定申告は毎年のこととはいえ、その年の確定申告は一生に一度です。 救済措置として修正申告や更正の請求がありますが、間違えたらやり直せばいいという訳にはいきませんし、 その年にしか適用できない法律があったりもします。 常に情報を収集し、クライアントにサービスを提供していかなければなりません。 何度もチェックして、また、数人でチェックするようにしています。 ビジネスとして行っている以上は、責任を持ってミスなく仕事をしなければなりませんが、 それ以上にビジネスを通しての人としての信頼関係が何より大切だと思います。 クライアントのことを考え、そのために出来ることを精一杯することが信頼関係を築き、それがまた“つながり” として人生の財産になっていくのだと思いました。 |
( 中 野 ) |
人前で話しをする時大切なこと |
皆様は人前でお話をすることが得意でしょうか? 緊張して固くなったり、意見がまとまらず結局何が言いたかったのかを、 お相手様にお伝えすることができなかったという経験は誰しもおありだと思います。 しかし、経営者の皆様は会社の顔として、発言すべきところはキチンと押さえてリーダーシップを発揮することが求められています。 そこで、人前で話すときのポイントをご紹介いたします。 先日、樋口祐一先生の講演を聞く機会がありました。 PHP新書から「頭がいい人、悪い人の話し方」を出されていて、ご存知の方も多いと思います。 先生は執筆活動の傍ら予備校で小論文の指導もされた経験から話して下さいました。 その中から印象的なものをいくつかご紹介させていただきます。 ①論理的に話す。 3WHAT 定義、現象、結果 3W いつ(WHEN)、どこで(WHERE)、なぜ(WHY) 1H どうやって(HOW) この型にそって話してみると、論理的な組み立てができるそうです。 ②重要点は繰り返す 強調したい点はゆっくり話す事も大切ですが、強調点は簡潔に繰り返すことで、相手に何が一番伝えたかったのが明確になります。 ③批判は当然。 それを踏まえての自論の展開。 型としては、確かに(反論)、しかし(自論)。 自論の反対意見を一度踏まえることで、自論に深みがでてくるということです。 ④多様な価値観を踏まえる。 経験や読書。 どんな質問がきても対応できる引き出しの多さを日常生活の中で培おうと意識することで養われます。 ⑤相手の理解度に合わせて話す。 対話の中で意見を交換することで、本当の話し合いが生まれるそうです。 最初は相手の理解度を探りながら、その理解度に応じた会話が有効です。 もっと詳しくお知りになりたい方は樋口祐一先生の著書を参照ください。 何気ない会話のなかでも、有効な会話が生まれると、ビジネスチャンスがひろがっていくことと思います。 |
( 定 政 ) |