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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

令和元年 8月号

「税収過去最高」
  2018年度の税収がバブル期の1990年度に記録した60.1兆円を超え60.5兆円に達し、過去最高となりました。
当初予算では59.9兆円と見込んでいましたが、上振れした結果です。
具体的には、所得税が想定より4,000億円ほど上振れしたことが大きな要因です。
一方、法人税については世界経済の先行きの不透明さからか対中輸出が冷え込んだこと等が要因となって伸び悩んだと言われております。

※財務省HPより 一般会計税収の推移


上記の表をご覧頂ければわかると思いますが、主要税目(所得税・消費税・法人税)は2008年リーマンショック以降回復している事がわかります。
ただし、2014年4月に消費税を8%引き上げた時は、消費税の税収は増えておりますが、増税以降数年間、法人税・所得税の税収は低下しております。
財務省は2019年度の税収は62.5兆円と見込んでいます。
しかし、米中・日韓貿易摩擦の先行きが不透明な中、10月から消費税増税が始まります。このような状況下で果たして昨年に引き続き税収が増えるか疑問です。
 参議院選挙が終わりましたが、政治家の皆様には前回(8%引き上げ時)と同じ轍を踏まないような施策を期待しております。  
( 真 下 )
「新たな資金調達の形”オンラインレンディング”について」
 企業経営につきまとう課題として、資金調達があります。多くの経営者の方が頭を悩まされていると思いますし、実際にそうした声を直接聞かせて頂くことも多いです。そこで今回は、新たな資金調達方法である"オンラインレンディング"についてご紹介します。  

 中小企業における資金調達は、やはり銀行借入れがその中心となります。銀行借入れは、大きな金額を工面することができ、近年ではかなり利率が低いというメリットがあります。その一方、審査に時間がかかるため、即座に資金が必要となるような場面には不向きです。また、昨今金融機関における不祥事が相次ぎ、審査が厳しくなっていることも、申し込む側からすると喜ばしいことではありません。

 別の方法として、数年前からクラウドファンディングが流行し、個人だけでなく製造小売業やサービス業の法人の資金調達に活用される例は出てきています。中には1,000万円を超えるような金額を集める例もあり、重要な手段として注目されはじめていますが、これもまたその調達に係る時間が不確定であり、また、その性質上エンドユーザーと関わりのあるBtoCの業態でなければ難しい、という側面もあります。

 そこで、オンラインレンディングという新たな方法が登場し、注目されています。オンラインレンディングとは文字通り、ネットを使った"レンディング(=貸付け)"のことですが、最大の特徴はスピードで、AIが申込内容を即座に審査するため、最短で即日融資を受けることができます。

 オンラインレンディングは、その審査対象によりいくつかに分類することができます。楽天市場等の特定のプラットフォームの利用者(店側)の取引記録を審査する"トランザクションレンディング"や、企業の随時の試算表等を審査する"バランスシートレンディング"等があります。私たちが直接関係してくるとすれば、後者でしょうか。どんな種類であっても、基本的に行われることは、【申込み・資料提出・審査・融資(又は却下)】で、銀行借入れと同様ですが、この全てがネットで完結しAIを駆使するため、スピーディに行われます。

 無担保・代表者保証無しが一般的ですが、その反面融資金額は小さく、利率も銀行借入れよりは高めです(2%~10%程度が多いようです。)。このことから、現状では【短期的な資金需要】に対して有用性があると思われますが、利用場面は限定的かもしれません。ただ、各銀行でも、【AI技術の取入れ→事務処理を代替→人件費削減】といった流れもあるようで、このあたりと既存サービスが競合すれば、融資金額・利率等の条件面も向上するといわれています。そうなれば今後の日本企業の資金調達において重要な役割を果たすことも考えられますので、経営者の皆様には注目して頂きたいと思います。
( 内 橋 )
「コンフォートゾーン」
 先日、コーチングをお仕事とされている方と話す機会があり、その話の中で「コンフォートゾーン」という言葉が印象的でしたのでご紹介させて頂きます。
コーチングとは:運動、勉強、技術等を指導すること。顧客の学習や成長、変化を促し、相手の能力を最大限発揮させることを目指す相談の一形態。

 まず、コンフォートゾーンとは、安心感があり居心地が良いと感じる心理領域のことを指します。慣れ親しんだ毎日の行動をしている時、気心知れた友人と会っている時であったり、リラックスすることができる状態です。
反対に、ストレッチゾーンという言葉が存在します。安心感や居心地の良さを感じる領域 を出て、ちょっと不安やストレスを感じる状態にいることです。
例えば、知らない人と会う時、見ず知らずの場所に行く時、新しい仕事に取組んだ時など です。未知の出来事に遭遇したり、失敗したりするリスクもありますが大きな成長が期待 できる領域でもあります。

 活躍するプロスポーツ選手は、成長を求めて、コーチを変えたり練習環境を変えたり、 海外に武者修行に行ったりと、それはまさに、成長のためにストレッチゾーンに身を置こうとする行為だとわかります。負荷をかけ過ぎて、挫折や病気になってしまうのは間違いですので、自分に対する負荷を必要に応じてコントロールすることが大切だと感じました。

 この話を聞き、私個人を俯瞰してみると、ストレッチゾーンへの変換が年々減ってきていると反省しました。慣れた生活の中を繰り返していると、考える事も次第に薄れ変化のない日常になってしまいます。一日の限られた時間の中で身を投じるのは仕事がメインです。成長を望むならば、仕事を通じて人間力、知識や経験に磨きをかけていこうと感じました。まだまだ成長の途中ではありますが、普段から意識付けをすることで行動も変化しますので、仕事を通じてお世話になった方々へ恩返しができる様、これからも精進して参ります。
( 松 村 )

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