顧 客 満 足 度 |
大阪の梅田に「ザ・リッツ・カ-ルトン」というホテルがあります。皆様の中にも利用された方がいらっしゃるかと思います。いわゆる高級志向のホテルとして客室、レストラン、宴会ともに地域最高クラスの料金設定です。 にもかかわらず稼働率はトップクラス、利用客の過半数が関西圏のリピ-タ-であるといいます。私もクライアントのパ-ティ-で利用したことがありますが、施設、料理、サ-ビスとも他のホテル以上の満足感を得ました。 このリッツ・カ-ルトンには『クオリティ部』という「顧客満足」を高めるための独立した部署があります。その担当部長いわく ・ 自己満足ではなく、お客様から「一番」として選ばれる存在になること これらが達成できたとき初めてそのお客様が自らリピ-タ-となり、また友人や知り合いに勧めてくれるということです。 顧客満足を満たすことを皆様の企業でも実践されていますか? もちろん業種業界によって方法や手段は異なります。また対象となる顧客のニ-ズやウォンツも違うと思います。ただそれらを的確に察知し、自社の経営に反映させてこそ、他社との差別化に成功するものと思われます。 一般的に「サ-ビス業」といえば飲食業などのいわゆる客商売を連想しますが、 |
猛暑は過ぎましたが・・・ |
今年も暑い夏が過ぎて秋が来ようとしています。夏といえば・・・と色々思い出したり考えたりしますが、私は学生時代の厳しい練習や合宿を思い出します。私自身も学生時には体育会に所属し、中学、高校、大学と夏休みの宿題やレポートを全くせずに練習に励んでいました。故に、学生時には夏バテとは無縁の生活を送っていたのですが、最近の暑さはどうにもこうにも辛いです。この暑さのせいで、体調管理が出来ずに夏風邪を引いたりする人もいらっしゃるとは思いますが、暑さが原因で痛ましい事故も起きています。昨年、この時期に大学生がアメリカンフットボール部の合宿中に死亡する事故が起きました。そして、今年もまた高校生がアメリカンフットボール部の合宿中に死亡する事故が同じグラウンドで起きてしまいました。一概に、暑さだけが原因だとは言い難いのですが大きな要因の一つになっていると思われます。熱中症や熱射病の対策は十分にしていたはずなのですが・・・ さて、私たちは夏バテと一言で終わらしてしまいがちになりますが、湿気や気温の急激な変化によって自律神経の働きが鈍くなることから起こります。人間の体は、体温が上昇すれば下げるために、視床下部にある体温調節中枢がコントロールし皮膚表面の血管を広げ、皮膚にある汗腺に汗を出すように指示して体温を下げます。この時に、心臓はより多くの血液を血管に送り込むためにエネルギーを必要とします。夏は食欲が落ちて、そうめんや果物など糖質ばかりを摂りがちなため、エネルギーの燃焼に必要なビタミンB群が不足しがちになり、夏バテが起こる結果になってしまいます。対策としては、不足しがちなタンパク質とビタミンB群を豊富に含む玄米や大豆食品を積極的に摂り、ビタミンB1、B2、Eを含み、疲労回復に優れた黒ごまやストレス対策のビタミンCが多く、熱を取り去る作用のあるサツマイモを摂取するのも良いと言われています。また、汗で失われた水分・ミネラルの補給も重要で、特に乳幼児・高齢者は脱水症状に注意が必要です。お年寄りの水分不足で怖いのは、水分が不足すると血液の粘り気が増すため、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなることです。また、水分と同時にビタミン系のサプリメントや、香辛料やスパイスの効いた食事も発汗を促しますので上手に利用しましょう。また、秋からでもよいので徐々に体に運動をすることの習慣をつけていけば、夏でも冬でも風邪の引かない身体になっていくのではないでしょうか。 |
インターンシップ |
アテネでの日本人選手の素晴らしい活躍のおかげで寝不足の日々が続いています。以前と違い選手達がのびのびとオリンピックという大舞台を楽しんでいるのを観ると、こちらも興奮してしまいます。いつの時代も何かに一生懸命になる姿は美しいものだなと再認識させられました。 さて今回は就職について書きます。就職難が続く一方、せっかく入った企業をすぐ辞める若者が後を絶たない様です。厚生労働省の調査では、入社して3年以内に退職する大卒社員が3割を超えているということです。高卒者にいたっては、3年以内の離職率は5割にのぼり、大卒者より深刻なようです。もっと自分を生かせるところをめざして転職するなら前進なのですが、働くことの厳しさや、思い描いていた仕事のイメージと現実との落差でつまずく学生たちも少なくないようです。仕事の壁にぶつかって、すぐ離職する若者が多いとしたら社会の損失です。 こんな中で考えられたのがインターンシップで、学生たちに就業体験の機会を与えたいというところからきています。まずインターンシップとは、大学生がインターン(実習生)として志望する仕事を体験することです。アルバイトは社員の代わりに補助的な仕事をして報酬をもらいますが、インターンシップは社員の仕事を間近に見たり手伝ったりして、学んでいきます。原則として報酬はもらいません。職場では、教室や研究室で勉強したことがそのまま通用するとは限りませんし、人間関係もはるかに複雑になります。正しい言葉遣いやマナーは必須条件です。 実際に仕事を体験すれば、社会人として何を身につけなければならないかを自覚できますし、勉学の意欲もわくでしょう。こういったことからインターンシップの意味は大きいと思います。 各企業は、優秀な人材を確保するということは大きな課題の一つだと思います。ただ、優秀な人材を確保してもすぐに辞められてしまっては何の効果もありません。 ぜひこの機会にインターンシップ受け入れ企業として登録して、それを採用の手段の一つとして考えられてはいかがでしょうか。 |
EXCEL研修会 |
9月8日(水)、9月15日(水)の2週にわたり、当事務所でEXCEL研修会が行われます。時間は14時から15時30分の1時間半、定員は先着4名、受講料は無料で、私西出と加藤が担当させて頂くことになりました。 内容は入門レベルで、EXCELの基本的な操作をご説明し、簡単な表計算を作成して頂く予定です。今まで棚卸表等を手書きで作成されていたところはEXCELの表計算を活用していただけると思います。是非EXCELの基本をマスターしましょう! 昨年もわきあいあいとした雰囲気の中、EXCEL研修会が行われました。昨年はパソコンにまったく触れたことのない方、インターネットの経験はある方、FXの会計ソフト経験はある方等、様々な方にお集まり頂きました。EXCELに興味はあるけれど、なかなかきっかけがなくて・・・という方が多かったようです。 この研修会が良いきっかけになればと思います。 また、10月6日(水)、10月13日(水)に先着6名で簿記研修会(3級レベル)、11月10日(水)に先着6名で資金繰り表の作り方の研修が予定されていますので、興味のある方は是非ご参加下さい。 |