1. 事務所案内
  2. クライアント訪問日記
  3. 和輪話(わわわ)
  4. 経営情報
  5. 料金プラン
  6. プレスリリース
  7. お問い合わせ

和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成19年2月号

 

税理士法人
先日、ご案内をお送りさせていただきましたが、改めて1月より『税理士法人ジョイン合同税理士事務所』を設立いたしましたことをご報告させていただきます。
とはいえ、皆様にとって「税理士法人」という言葉は、あまりなじみないものと思われますので、簡単にご説明させていただければと思います。
税理士法人は、平成14年4月より改正された税理士法より認められた制度であり、2名以上の税理士を社員(取締役)として設立される合名会社に準じた税理士法による特別法人です。
従来は、税理士の資格を持った個人にのみ税理士業務の提供が認められていました。しかし、複雑化・高度化・大規模化する事案が多く出てくるようになり、個人の税理士事務所の能力では対応しきれないようになってまいりました。
そこで、組織的に分業化・専門化された複数の税理士による多角的なサービスの提供が可能になるよう、法人化が認められることとなりました。
私ども『ジョイン合同税理士事務所』においても税理士法人化することにより、組織的に皆様のニーズにお応え出来るよう、また、より一層のサービスのご提供を目指し設立に至りました。
今回の税理士法人の設立より、今後の皆様とのお付き合いのかたちは今までとなんら変わることはありませんが、今まで以上に皆様のお役に立てるよう、また、皆様のお力添えが出来るよう、社員一同努力してまいりますので、よろしくお願い致します。
( 河 瀬 )
保存期間
お客様からよく質問される事項の一つに、書類の保存期間が挙げられます。
法人税法上、決算書・元帳・売掛買掛管理帳・証憑書類・請求書等の帳簿書類の保存期間は7年です。
会社設立書類・定款・株主名簿・印鑑登録簿・権利証・登記関係書類・特許書類・株主総会議事録・取締役会議事録等の重要書類は永久保存した方が良いと思われます。
他に、意外に知らないのが人事関係の書類保存期間です。
人事関係の書類保存期間は以下の通りです。
保存年額 該当する文書類 起算日
永久 ①重要な人事に関する文書
②労働組合との協定書
①作成日
②作成日
5年 ①従業員の身元保証書、誓約書などの書類 ①作成日
4年 ①雇用保険の被保険者に関する書類
(資格取得・喪失確認通知書、離職証明書の事業主控え等)
①完結の日
(退職等の不在籍日)
3年 ①労働者名簿
②賃金台帳(国税通則法では7年保存義務付け)
③雇入れ、解雇、退職に関する書類
④災害補償に関する書類
⑤賃金その他労働関係の重要書類(タイムカード、残業命令書、残業報告書等)
⑥労災保険に関する書類
⑦労働保険の徴収・納付等の関係書類
⑧派遣元管理台帳、派遣先管理台帳
⑨身体障害者等であることを明らかにすることができる書類(診断書等)

①死亡・退職・解雇の日
②最後の記入をした日
③死亡・退職・解雇の日
④災害補償野終了日
⑤完結の日
⑥完結の日
⑦完結の日
⑧契約完了の日
⑨死亡・退職・解雇の日

2年 ①雇用保険に関する書類(雇用保険被保険者関係届出事務等代理人選任・解任届出)
②健康保険・厚生年金保険に関する書類(資格取得確認、標準報酬通知書、標準報酬改定通知書等)
①完結の日
②完結の日
上記をご覧になって、「もう書類を処分してしまった!」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
トラブルが発生した場合や税務調査において、真実を立証するための重要な証拠資料になりますので、今後は必ず保存するようにしてください。
また、一定の書類については届出をすれば磁気的記録によって保存することが可能ですので、コンパクトに保存できます。
資料の整理整頓をし、始まったばかりの2007年を快適にお過ごし下さい。
( 中 川 )
恵方巻

日本には古くから食にまつわる年中行事がたくさんあります。
しかし、最近は季節感が失われ、また、現代人の食といえば栄養中心に考えることが多いため、つい忘れがちです。
だから、なぜこの時期にこの食べものかを考えるときも、栄養と結びつけようとしがちですが、本来の捉え方としては、中国から伝来した儀式と陰陽五行説などに基づく儀式としての色彩が強いと言えます。
陰陽五行説とは、中国に生まれた一種の哲学で、すべての存在を「陰と陽」のふたつに分けて考える陰陽説に、すべての現象は「木、火、土、金、水」の5気が循環して成り立つという考え方(五行説)が加わってできた思想体系をいいます。
一年の前半の行事を見てみますと、一月一日の元日、三月三日のひな祭り、五月五日の端午の節句など陰陽でいうところの陽(奇数)の月の行事が多く、月と日が同じ数字という日取りも多いことから、数字を重ねてはらいを強くしようという考えがあるようです。
今年、早くも一月が終わろうとしていますが、二月の食の行事と言えば「恵方巻(えほうまき)」があげられます。
節分の夜にその年の干支で縁起がいいとされる方角=恵方に向かい、七福神に因んで、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、伊達巻、うなぎ、でんぶ等の七種類の具を入れた太巻きを、目を閉じて願い事を思い浮かべ、無言で丸かぶり(=関西の方言で、「丸かじり」の意)するという関西の風習です。
これは、福を食べるという意味合いもあるそうで、「福を巻き込む」という説明もあります。
また、諺にある「鬼に金棒」の金棒に見立てて、節分の豆まきで追い出した鬼が落としていった金棒を体に取り入れる事で、無病息災・商売繁盛など、自分や自分を取り巻く環境に対し、抵抗増大や窮地打破などの意味合いがもたれたとされています。
現在の恵方巻の起源は、江戸時代末期から明治時代初期にかけて、大阪・船場の商人による商売繁盛の祈願事として始まったと言われています。
当時使われていた旧暦では、立春の前日である節分の日は大晦日にあたり、前年の災いを払うための厄落とし、年越しの行事として行われました。
また豊臣秀吉の家臣・堀尾吉晴が、節分の前日に巻き寿司のような物を食べて出陣し、戦いに大勝利を収めたという故事を元にしているという説もあるそうです。
その他にも恵方巻の発祥地の候補には、和歌山(紀州)、滋賀(近江)等がありますが、いずれも確かなものではありません。
以後、恵方巻の習慣は、昭和初期の大阪では船場の商人の間で行なわれていたようです。
戦後は一旦廃れましたが、1974年に大阪市で海苔店経営者等がオイルショック後の海苔の需要拡大を狙いとして節分のイベントで海苔巻きの早食い競争をはじめたこと、1977年に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った海苔の販売促進行事が契機となって、復活することとなったといわれています。
現在では、こうした恵方巻の全国販売はセブン‐イレブンが先駆けとなり、ほぼ、全国展開されていますが、近年の恵方巻の広まり方は、一地方の食文化が海苔業界やコンビニ業界など、関係業界の主導のもと販売促進を目的した傾向があり、本来の意図を持たない海鮮巻きなどの登場でその意義が全く理解されていないといった声もあがっているそうです。
昨年、イギリスのBBCによる「主要各国の影響力調査」により、日本は今、世界に最も良い影響を与えている国として世界190カ国の中で第1位に選ばれたそうです。
私たちが慣れ親しんでいるものが海外で評価されるということは、とても喜ばしいことだと思います。
今一度、食も含めた日本の文化にあらためて、触れてみてはいかがでしょうか。

( 北 島 )

▲ページの先頭に戻る

税理士・大阪・会計事務所・株式会社設立・融資・助成金・節税・決算・確定申告・資金繰り

Google+