チャイニーズフリー |
暦の上では秋ですが、毎日残暑が厳しいですね。 最近、チャイニーズフリーという言葉をよく耳にするようになりました。 その意味するところは、中国製(産)を使用していない又は、使用しないということです。 新聞等で、メイドインチャイナの製品の欠陥や農産物における残留農薬等の事件が毎日のように報道されています。 中国製品は今や我々の日常生活では、必要不可欠なものとなっています。 例えば衣料品などの縫製品の半数以上、コストダウンを宿命とする製品の部品の一部は少なくとも中国製だといわれています。 また、中国製品のおかげで日本の物価も安くなっていることも事実だと思います。 日本(世界)において生産活動をしていく上では、中国を避けることはできない程、現在中国は世界の工場になっています。 ではなぜこの様な問題が発生しているのでしょうか? やはり安い労働力と生産能力を求めて世界中の企業が、その生産地を中国に求めコストを抑えることに成功しましたが、その品質については、安かろう悪かろうという意識があったことは否めないと思います。 その結果、品質が常識では考えられないレベルで使用の禁止されている原材料を使用したりして、その製品の安全を軽視した経営を行っていたと思います。 そのことに対して世界中の消費者は、中国製品に対して強い不信感を持ち、市場においては「チャイナ・フリー」と製品等に表示されたものや原産地名で「中国」と記されているものを避けるようになりました。 次第に中国政府もこれに対して無視することができなくなり行政指導をおこなうようになりました。 日本でもコンプライアンス(企業倫理)の低下は否めません。 毎日製品の欠陥や賞味期限切れの問題が発覚しています。 企業を経営していく上では最低限守らなければならないものがあると思います。 利益重視、売上重視ばかりが先行しモラルが軽視されているようです。 こういうことが続くといつかは「ジャパン・フリー」になってしまうかもしれません。 自らの襟を正し、企業倫理に則った経営をしていかなければならないと思います。 |
( 福 田 ) |
美しい字を書きたい! |
職場での書類作成、資料や情報の管理、メールやインターネット等でのコミュニケーションなど、さまざまな状況下で私たちはパソコンを使用しています。 今となっては、パソコンあっての社会と言えるのではないでしょうか。 そんな社会だからこそ、ペンを持って「字を書く」ということが、気持ちを伝えるのに重要な手段となり、「美しい字を書きたい」と思う気持ちがなくならないのだと、私は思います。 最近書店で、ボールペンで字を書く練習帳を購入し、今さらですが、少しずつ字を書く練習をしています。 その本に、きれいな字を書くためのポイントと上達するためのポイントが載っていましたので、紹介させていただきます。 まずきれいな字を書くためには、①書きやすい筆記用具とやわらかい下敷きの準備 ②ペンの持ち方 ③正しい姿勢 の3点があげられていました。 ペンの持ち方といえば、小学生くらいの時に習ったと思いますが、その本には「正しい持ち方でなくても良い、結局はペンを自由に動かせて、のびやかな線が書ければよい」と書かれていました。 そして、上達するためには、美しい字を覚え、手本をまねて書くということです。 仕事やスポーツ、何事もイメージして実践することが多いと思いますが、美しい字を書くのにもイメージすることが大切だそうです。 日本語の表記方法にはひらがな、カタカナ、漢字がありますが、どれもとめ・はね・払い、線の長さや角度、間隔などに注意する必要があります。 それらの特徴を知り、覚えれば美しく書けるのです。 しかし、実際にまねして書いてみるものの、思うようにいかないのが、現実…。 あとは練習と気持ちしかありません! こう書き出してみると、日本語は書くのも難しいですね。 ジョインに来て以来、仕事を通じて字を書いて気持ちを伝えることを経験させていただきました。 それがきっかけで美しい字を書きたいと思い、練習を始めました。 新しい一年の始まりにいただく年賀状や夏の暑中見舞い、手紙、招待状やお礼状など、私たちは字を書いて気持ちを伝える習慣があります。 けっして、パソコンを使って作る字が悪いわけではありません。 パソコンのおかげでペンを持って書く字の美しさが際立ったのだと私は思います。 「美しい国、日本」ではないですが、やはり美しい字はいいですよね。 |
( 北 島 ) |
AED(自動体外式除細動器) |
最近、駅や公共施設でAED(自動体外式除細動器)をよく目にします。 AEDとは、突然心臓が停止した際に、電気ショックを与えて心臓を正常なリズムに戻す医療機器です。 「心停止」と聞くと健康な人の多くは他人事のように思いがちですが、年齢や持病にかかわらず誰にでも起こり得ることで、自分の家族や友人、職場の同僚などにもその可能性があります。 例えば、健康な人が運動中、急に倒れて亡くなってしまうという事故は少なくありません。 人は呼吸停止から4分後では約半数の人を救命できますが、10分以上経過するとほとんど救命できないため、いかに早く救命処置を行うかが命を救うポイントとなります。 救急処置は次のように行います。 ①まず倒れている人の意識を確認します。意識が無ければ119番に通報し、AEDを用意します。 ②気道を確保し、呼吸を確認します。 ③呼吸が確認されない場合は息を2回吹き込みます。 ④呼吸や咳、体の動きが無い場合は心臓マッサージを30回行います。 ⑤それでも反応が無い場合、AEDの電源を入れ、AEDの音声指示に従い作業をすすめます。 (AEDには、電源を入れて使い始めるものと、AEDのふたを開けると自動的に電源が入るものがあります。) 現在AEDの設置は、駅や学校、企業、運動施設、コンビニエンスストアなど、様々な場所に普及しており、誰でも簡単に使用することができるように、器械から音声で操作手順が指示されるようになっています。 最近では、一般市民の方がAEDを使用して救命した事例も増えてきました。 多くの方は学校や教習所で救急処置の講習を受けたことがあると思いますが、もう一度手順をおさらいしてみてはいかがでしょうか。 |
( 忽 那 ) |
天眼通(てんげんつう) |
パソコン変換 A この変換のボタンは何に使うの? B 平仮名で入力して変換を押すと、漢字になるんだ。 A ふうん…変に換わるの? B そんなことないよ。 A だけど、これ変に換わってるよ。 「埼玉県飯能市」って変換したら、「咲いた魔犬半脳死」 「東大阪市花園町」は「東大阪市は謎の町」ってなってるよ。 変でしょ? |