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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成20年2月号

 

セルフコントロール
皆様、年始年末はいかがお過ごしでしたか。
やはり1年の始まりですので仕事上のことはもちろん、趣味やプライベ- トのことなど1年の目標を立てられたのではないでしょうか。
私も長年続けている趣味があります。「スキュ-バ-ダイビング」です。
それまでまったくの無趣味だった私が海の虜になったのはちょうど30歳になった頃、 同世代のお客様にダイビングの免許の取得に誘われたのがきっかけでした。
ダイビングの魅力は人によって様々だと思うのですが、私の場合は、海の中での「浮遊感」です。
まるで無重力状態のようにプカプカ浮いている心地はまさに究極の癒しです。
仕事人間の私が唯一仕事を忘れる瞬間です。
もう一つの魅力は、やはり自然との遭遇です。
思わず現れたマンタやバラク-ダの大群など、水族館では味わえない感動と興奮が自然の海にはあります。
ダイビングを始めた頃、インストラクタ-の先生に教わったことがあります。
海の中で一番危険なのはパニック状態に陥ること、暴れたり、急浮上したりすると肺が破裂する危険性もあります。
そのために自分の気持ちをセルフコントロ-ルすることが大事、何があっても大丈夫と自分の気持ちを落ち着かせることです。
この教えはダイビングに限らず、日頃の行いや仕事上でも同じことだと思います。
突発的な出来事や、判断に迷うことがあった場合、あせらず気持ちを落ち着かせ、冷静に対処することが最善の結果を生み出します。
まだまだ景気も不安定で、先が見えない1年になりそうです。
様々な突発的な出来事にもセルフコントロ-ルできる精神力を身につけたいと思います。
( 安 達 )
敬 語

最近、テレビ番組や書店で「正しい日本語の使い方」「正しい敬語」 と題したものを目にします。
そもそも敬語とは何でしょうか?
目上の人や、商売をする上でのお客様、見知らぬ人に対しても使ったりする語法です。
すなわち、敬意を持って表現する言葉遣いといったところでしょうか。敬語を使う場合、少し緊張のある場面が多いと思います。 使い慣れていない敬語を使おうとすると、うっかり変な敬語になってしまったり、丁寧に敬語を話そうと意識しすぎて、 二重敬語になってしまうことがよくあります。
では二重敬語とはどのようなものでしょうか?
言い換える敬語と動詞の「れる」「られる」形にする敬語を一緒に使ってしまう過剰敬語のことです。
例を挙げてみましょう。


「おっしゃられる」「お帰りになられる」「お戻りになられますか」<二重敬語>
    ↓        ↓          ↓
 「おっしゃる」  「お帰りになる」 「お戻りになりますか」


「お召し上がりになられる」<三重敬語>
      ↓
   「召し上がる」


ただ、「お召し上がりください」という表現はよく耳にします。
本来は過剰な尊敬表現なのですが、最近はこの表現が定着してしまっているようです。
他に、御手紙・御案内・御祝いなど「御」を使って敬意表記する場合も多くあります。
さて、ここで問題です。
「御御御付け」は何と読むか知っていますか?
答えは「おみおつけ」です。いわゆる、お味噌汁の事です。
これは「汁」を丁寧に言った「御付け」に「おみ」をかぶせた敬語となります。
同じ用法として、「御御足(おみあし)」、「御神酒(おみき)」の元になる「御御酒」などがあります。
ここ近年、日本語の乱れからかなり間違った敬語がごく普通に使われています。
正しい敬語を使った言葉は美しく響きますが、間違った過剰な敬語はかえって聞き苦しいものです。
敬語の使い方を見直して、正しい敬語をきちんと学んでおきたいと思います。

( 中 川 )
源泉徴収制度の歴史について
年末調整事務も終了し、平成19年の源泉所得税の精算が終了しました。
従業員の皆様にとっては自ら確定申告をすることなく納税事務が完了するという“とてもありがたい制度”ですが、 会社の立場で考えてみれば年間を通じて非常に煩雑な事務となっています。
平成19年度、20年度のいずれかの年において電子申告をすると5, 000円の税額控除を受けられるという制度が設けられています。
ある企業の社長様はこうおっしゃっていました。
「年末調整を会社に事務負担させておきながら、改めて従業員個人で還付申告(上記電子申告による)をさせる仕組みを作るのか。 しかも、5,000円の控除をしてあげるから電子申告しなさいって・・・完全に税金の無駄遣いだし、 事務負担を無償で行っている企業のことをどう考えているのか?従業員一人当たり事務手数料5, 000円払うって言ってくれるなら分かるが。」
おっしゃっていることは正しいと素直に感じました。
アメリカなどでは各個人が自分で確定申告をするのですが、 何故日本では企業が代行して所得税の計算をするようになったのでしょうか?少し調べてみると驚きの歴史がありました。
「日本では、戦費を効率的に集める目的で、ナチス・ドイツの制度に倣(なら)い1940年に給与への源泉徴収が始まった。 その徴税効率の高さから、戦後も多くの国で行われている。CBSニュースによれば、 アメリカ合衆国でも第二次世界大戦中に導入されたということである。」(※ウィキペディアより http://ja.wikipedia.org

源泉徴収制度がまさかナチス・ドイツの影響を受けているものだとは思いもしませんでした。
しかも、戦費を集めることが目的とは。
たしかに、毎年1回の確定申告で大きな税収を得るより、 毎月コンスタントに資金を手にするほうが戦費が必要だった当時には良かったのかもしれません。
個人で考えてみると、源泉徴収の仕組みが導入されていることで、自分の年間納税額をあまり意識しなくなったと思います。
現に自営業者と一般サラリーマンでは税負担に対する意識は違うと思います。
冒頭で“とてもありがたい制度”と書いたものの調べた結果は少し複雑なものでした。
ただ、当時の制度が現在も利用されていることを考えると、企業は泣くものの国や各個人にとっては楽な制度ですから、 必要とされている仕組みなのだろうと思います。                         
( 山 中 )
天眼通(てんげんつう)

A「今夜の食事どこにする?」
B「モーツァルト」 もつあるところ


A「お茶のお菓子何にする?」
B「シューマン」 シュークリームか饅頭

 

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