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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成24年3月号

貸し借り
 私達が作成する書類の一つに「貸借対照表(バランスシート)」 というものがありますが、人の気持ちの中にも同じように「貸し」と「借り」があります。
特に仕事上の人間関係は、「貸し」と「借り」のバランスで成り立っているように思います。
これは金銭的、経済的な「貸し借り」ではなく、あくまでも気持の上、感情や義理、恩といった意味です。
多くの中小企業を見ていますと、この「貸し借り」 の感覚をうまく身につけられている経営者の方は会社を大きく成長させているように思います。
私も若い頃、多くの経営者にこの「貸し借り」の感覚を学ばせてもらいました。
中小企業の経営者は特に「人」で繋がっている部分が多く、技術や技量よりもその人柄や人間性で成り立っていることがあります。
商談や取引を潤滑に進めていく上で「人」が気持よく行動を起こすためには、この「貸し借り」 の感覚を掌握していることは大事な要素だと思います。
ビジネスの世界だからと、ドライで合理的な考え方の人もいますが、ビジネス社会といっても人間社会です。
どこまでも人間的な感情がついてきます。
仕事をしていく上で、義理や恩といった「借り」を踏み倒すようなことをすれば、おそらく次の仕事は成り立たないだろうし、 その後の経営で必ずツケが回ってくるでしょう。
「貸し借り」という発想は、感情という目に見えないものを測る上での、便利な物差しになると思います。
実際、仕事をしていく上で、「貸し借り」のバランスを頭に置き、測っていくのはとても大事なことだと思います。
( 安 達 )
 肩こり対策
突然ですが、皆様、日々の仕事で腰痛や肩こりに悩まされていませんでしょうか?
私も仕事柄、日々の事務仕事で腰痛や肩こりには悩まされてきました。
特に1年程前に事故で肩を亜脱臼したときにはなかなか治らず、接骨院や針やお灸を試してみたものの根本的には解決に至らず、 致し方ない付き合いなのかなとあきらめていました。
そんなときに、人の勧めでカイロプラクティックに行ったところ先生が体を触っただけで、 今まで上がらなかった肩が動かせるようになりました。
私の行ったところはソフトカイロといった施術をしてくれる医院で、骨をボキボキと鳴らすような施術は一切なく、 体の歪みをとれば体の自然治癒力が高められて自然と体の不調はなくなると説明をうけました。
天井から垂らした紐で体の歪みがある事を自分の目で認識した上で、 そんな都合のいい話はあるのかなと思いながらも施術をつづけてもらうと、その歪みが帰る頃にはなくなっていました。
また、上がらなかった肩も廻せるぐらいに回復していました。
ただし、体の歪みはすぐに元に戻ってしまうので、通い続けなければいけないと言われ、 当時は肩の事もあり何度か通っていたのですが、保険も適用されず月々の出費を考えると数回だけで通うのをやめてしまいましたが、 その間は体調も良く特に体の体温が上がったような実感がしました。
そんな事もありカイロと体の歪みには興味はあったのですが、それっきりになってしまいました。
最近たまたま入った本屋で自宅でもできる矯正セットなるものが山積みされており、すぐに購入し自宅で試してみました。
しかし、なかなか一人だと歪みをどちらに治せばいいのか難しいところもあります。
ただ体を伸ばすだけでも気持ちいいのでしばらくは続けてみようかと思っています。
効果のほどは人それぞれだとは思いますが興味のある方は一度お試しください。
( 前 川 )
流 行
年が明けてから、早いもので3月に入ろうとしています。
3月といえば、仕事柄、ついつい個人の確定申告がまず出てきてしまうのですが、多くの方は、まず、「春」 という言葉を思い浮かべると思います。
先日、所用のついでに、少し早いのですが今年の春物はどんな感じなのか、とお店をのぞいて見ると、さすがに春物というべきか、 明るい色調の服でお店がディスプレイされており、その中は店員さんの服装を含めすっかり春の空気が漂っていました。
さて、よく服や小物を選ぶときに「今の季節の流行色は~」というような言葉を耳にされたり、 聞かれたりする方は多いのではないでしょうか。
この流行色、いくつかお店をのぞかれるとよくわかると思うのですが、流行色の名に恥じず、 同じような色がお店の中でも特に幅を占めています。
これは、国際的に流行色を決める「インターカラー(国際流行色委員会)」が約2年前に流行色を決め(2年前の6月に春夏の色、 12月に秋冬の色)、それを各国の市場の傾向などを考慮したうえで、その色をもとに流行色が提案され、 メーカーが服や小物を作るため、必然的に流行色を使った服が増え、結果として、それが流通し、流行色となるわけです。
つまり、人気があるから「流行色」なのではなく、「流行色」がそもそも最初にありきなのです。
確かに、人気があるから「流行色」が決まるのであれば、決まる頃には時期を逃してしまっているので、私たちがしている「流行色」 を聞くという行為は、「人気があるから流行色」なのではなく「流行色だから人気がある」ことの表れですね。
ちなみに、流行色が顕著にわかるのはコンビニです。
お菓子やペットボトルの陳列棚に並べられている商品のパッケージを見ると、際立って多い色彩がその時の流行色だそうです。
コンビニはお菓子や飲料の新製品がいち早く置かれており、新製品は勿論その時の流行を見据えて作られているものですから、 流行色も当然取り入れられているわけです。
なんとなく釈然としないものを感じるのですが、考えてみれば、お店の「サクラ」や雑誌での特集も、人気を作り出す、 という点においては同じことなので、そのスケールがより大きいもの、ということなのでしょう。
それを知った上で、普段行かれているショップやコンビニの商品を眺めると、いつもとは違った印象を受け、 面白く感じられるのではないでしょうか。
( 石 川 )

 

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