「第一印象」 |
人の印象は初対面の時に80%決まってしまうといいます。
最近は男性の営業マンでも初対面のお客様との印象度をあげるために、服装や髪
形など身だしなみを意識したり、自然な笑顔や発声方法などを身につける方が多く
なっています。 「この営業マンだったら、信頼できそうだな」「これからも付き合っていけそう だな」と思わせると後の商談もスムーズに進みますし、2回目、3回目の訪問も快 く受け入れてくれるはずです。 会社でも同じことが言えます。 私自身さまざまなご相談で企業を訪問することが多いのですが、最近は不景気の せいか、節税や税金対策のご相談のみならず、会社の建て直しや財務、資金繰りの 見直しの相談も多くなってきました。 つい先日も初めてお会いする社長様のもとへお伺いしたのですが、会社の扉を開 けた瞬間、どちらの相談内容かすぐにわかりました。 「いらっしゃいませ」の挨拶はなく、照明はうす暗い、枯れた観葉植物は放置さ れたまま、オフィスはどんよりした空気に包まれていました。 「私がお客様の立場だったら、この会社には仕事は発注しないな」というのが率 直な印象でした。案の定、業績は下がり、新規の取引先は増えず、過去の蓄えで自 転車操業しているとのこと、早急な財務の建て直しが必要でした。 会社も人も第一印象はとても大事です。 一度自分のオフィスを客観的に見てください。自社の商品やマーケティングを工 夫するのも大切ですが、入り口周辺や会議室などお客様が通る場所の環境面の整備 や、来客時の挨拶、電話応対などを見直す方がひょっとしたら増収の効果があるか もしれません。 |
( 安 達 ) |
「継続は力なり」 |
表題は私の好きな言葉であり、自分自身のモットーにしている言葉でもあります。
誰もが頭ではわかっているとは思いますが、この継続という行為はそう容易なものではありません。つい最近、まさにこの「継続は力なり」を実行しているある方の言葉を目にして、非常に感銘を受けましたので、その言葉をご紹介させて頂きます。 私は職業柄、筋肉のついた体をしている。 私がここまで筋肉を育てるには、10年以上かかっている。 昨日や今日、トレーニングを始めたわけではない。 10代半ばから、ほとんど毎日欠かさずトレーニングをして、その結果としてこの体がある。 筋肉は、洋服や靴を買うように、お金を出せばその場で手に入るというわけにはいかない。 また一度手に入れても、ずっと自分のものになるわけではない。 年齢とともに筋肉は衰えていくし、脂肪はつきやすくなる。 維持するためには、それまで以上のトレーニングを続けていく必要がある。 これは、少し前になりますが2008年5月に、10万部を超えるベストセラーとなった「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」を出版、山本ケイイチという方の言葉です。 山本氏は、フィットネスクラブでのトレーナーを経てその後独立し、パーソナルトレーニングから企業の研修など多岐に渡って活動されています。 私は「昨日や今日、トレーニングを始めたわけではない」という所が最も印象的に感じました。華やかな世界の人や世の中の成功者を見ると、一見羨ましく見えたりするものですが、そこに辿り着くまでの様々な努力や過程があるはずです。鍛え抜かれた美しい筋肉も、生まれた時から付いていたのではなく、その筋肉を作るために日々の継続されたトレーニングがあってのことです。仕事はもちろん、どんな事でも目指した目標に辿り着くためには、やはり毎日の継続した努力であったり、それによって培われる経験が必要不可欠であると思います。 今日1日だけ頑張るのではなく、毎日継続して頑張り続けることが大切だと思いますので、その思いを胸に明日からも引き続き頑張って参りますので、よろしくお願い致します。 |
( 茂 山 ) |
「自己紹介」 |
初めまして。 今年の4月に入社致しました「北畑 絵理香」と申します。入社してちょうど半年が経ち、仕事にも徐々に慣れてまいりました。 まだまだ勉強中の身ですが、これから精一杯がんばっていきますので皆様よろしくお願い申し上げます。 皆様は、作家「やなせたかし」をご存知でしょうか。 恐らくご存知の方が多数かと思われます、『アンパンマン』の作者であり、93歳現役漫画家です。ここで彼の人生観について少しご紹介させていただきます。 作者は、ご自身のことを遅咲き、「老人のアイドル 老いドル」と称しています。というのは、アンパンマンは20周年を迎えたのですが、つまり作者が70歳のときにアンパンマンは生まれたのです。 著書『人生90歳からおもしろい』で彼は次のように書かれています。 『今頃になっていろんなことがおもしろくてね。あれもやりたい、これもやりたいが、残念ながら体力と気力が続かない。身体中の細胞が老いて活力を失っていくのが実感できる。毎朝眼がさめる毎に「とにかくまだ生きている。今日一日はがんばろう」と思う。』 (新潮文庫『老いドル絵っせい 人生90歳からおもしろい』) 老後をますます面白くしたいという願望が生きがいになり、苦難が生きている証でありそれがよろこびにつながる、彼はこのように考えられています。 『あっという間に過ぎていく人生なら、泣くよりも笑っていたい。たとえいくらか無理してでも・・・』と最後に書かれております。 93年も生きてこられた方と、彼の半分にも満たない私の人生は比べるまでもありませんが、彼のように、一日一日を大切に日々成長しながら生きていきたいと思っております。 冒頭にも書かせていただきましたが、まだまだ未熟者ですが、これからますます頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します。 |
( 北 畑 ) |