1. 事務所案内
  2. クライアント訪問日記
  3. 和輪話(わわわ)
  4. 経営情報
  5. 料金プラン
  6. プレスリリース
  7. お問い合わせ

和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成26年6月号

「スポーツで見るマネジメント能力」
今年はサッカーのワールドカップの年です。いちサッカーファンとして自国の代表および個人的に好きな国、選手の応援で寝不足の日々が続きそうです。
この4年に一度の大きな大会はサッカー選手にとっては夢の舞台であり、ピッチに立つために多くの選手が4年間の全てを懸けます。そして大会直前の代表メンバー発表では選手、ファンともに喜びと悲しみが交錯します。古くは三浦選手や中村(俊)選手が落選、巻選手の当選。そして今回は中村憲剛選手の落選があり、その思いを綴ったブログが注目されていました。(興味のある方はhttp://nakamurakengo.cocolog-nifty.com/をご覧ください)
さすがに4年に1度というのは長く、競技人生の中でも運が重ならなければベストコンディションで望めない大会です。選手の思いも相当なはずです。
そして、この選手たちの中から23人を選ぶのは監督だけに与えられた権限であり、その選考責任を全て負います。サッカーというスポーツは勝敗やゴール数は数値で表すことができますが、その結果に至る過程は主観的なものであり、評価する人によって大きな差が生まれます。そして、選手評価のほとんどがこの数値化できない部分で行われます。周りのために泥臭く汗をかける選手から、守備に回るとサボる選手、才能は感じさせてくれるのに大事な場面でいつもミスする選手・・・。
これらの選手の中から結果を出すための選択をしていくわけですが、ここは会社経営とも重なる部分があるのではないかと思います。
監督としては結果が出なければ職を失うわけですし、代表監督ともなれば相当な重圧が圧し掛かります。
そういえば岡田前代表監督も本大会直前にメディアやファンから大きな批判を浴びました。勝てば官軍、負ければ・・・という感じです。(これも娘さんからの手紙が日経新聞に掲載されて話題となりました)
そして、その監督業ですが世界で評価されている監督をみていると多くの場合が特別な練習や戦術を用いるのではなく、日ごろのトレーニングの中での「規律」を重要視している監督が多いです。世界トップクラスの能力で高額な報酬をもらっている選手たちを束ねる規律とはどのようなものなのか気になります。
特に外国人選手はエゴの塊で、ある選手は後輩に「味方を味方と思うな、全員敵と思え、でなければ結果は出せない」とアドバイスしたそうです。私たちの周りにそのような気持ちで仕事にかかる社員がいたら嬉しいような恐ろしいような複雑な心境となります。はたして上手くコントロールできるのでしょうか。
最近は、日本で監督業を行っている方も規律を重要視する監督が多くなっています。日本サッカーも技術や戦術理解度がある程度の水準に達した現われかと思います。そういえば、現代表の選手や実績ある往年の名選手も練習態度や姿勢が原因でクラブから放り出されたことがあります。
ともに外国人監督の決断でしたが・・・。

 このようにスポーツの世界でもビジネスと通じるマネジメント能力があって、それが結果に反映されると思うと違った楽しみで観戦することが出来ると思います。もし、ご興味がわきましたら監督業についての本を読んでいただければと思います。
 今でしたら、複数クラブを渡り歩きながら、卓越したマネジメント能力でチームをコントロールし、各国の主要タイトルを全て総なめにしている名監督がいます。ポルトガル人のジョゼ・モウリーニョ氏です。選手としてはプロにはなれず、通訳から成り上がった人ですが、PTP理論と言う考え方をサッカーに持ち込み大成されました。彼のことだけでも調べる価値があるかと思います
( 大 瀬 )
「テレワーク助成金」
 先日、「安部首相が、経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議において、専業主婦がいる世帯の所得税を軽減する配偶者控除の縮小・廃止を検討するよう指示した。」という記事があり、一方的な見方からすると女性の社会進出を進める様な働きかけであるという意見もありますが、他方、単なる所得税の増税とも取れる意見もあり、はたまた、少子化に拍車をかけるという意見もあります。
まだ、検討段階なので様々な意見の論争は別に置いておきまして、ここで問題になってくる働き方について国の政策として実施している助成金と合わせてご紹介させていただきます。
IT技術の進化、ブロードバンドの普及により、働き方も以前に比べて様変わりし、職場に出勤しないで在宅で仕事をする、これを「テレワーク」といいます。

昔から、在宅勤務という形はありましたが、日本の風土に馴染まなかったのか、実施している企業はごく一部であったそうです。
しかし、今はタイムカードもオンラインで出来る様になり、常時カメラで職場とつなぎ、働く場所が違うだけで、シームレスに社内とのやり取りが出来るような環境が安価で構築しやすい状況になったという事で、積極的に取り入れている企業が増えているようです。前述の様な女性の社会進出に伴い、出産・育児休暇の負担を軽減する意味でも今後増えていくのではと思います。
また、企業にとっても、通勤費用の軽減、人員が増えた際の事務所の確保を最小限に抑える事ができ、コスト削減に寄与するというメリットがあります。
ただ、やはり課題は依然残っており、普段の就業中の状況を視覚的に判断する事が難しく、評価制度や管理制度きちんと構築しないまま行うと、ただ生産性の低下につながる恐れもあります。
上記の事から、取り組める企業体質・従業員モラル・業種が一見少なく感じられますが、今まで検討した事もない企業様におかれましては、今後の事業計画を考えられる際にその様な事も検討されてはいかがでしょうか?その際に以前から就業規則等を整備されていない、若しくはそもそも作っていないのであれば一度ご相談いただければと思います。

最後に、助成金の方はテレワークの実施に要した経費の一部を補助してくれるというもので、最大総額の3/4、1人当たり最高6万円、1企業当たり150万円が国から補助されます。
申請は「日本テレワーク協会」にて行われています。「テレワークとは何か?」という事から相談に乗っていただけるそうなのでご利用下さい。
□お問い合わせ先:一般社団法人テレワーク協会http://www.tw-sodan.jp/

( 村 岡 )
「失敗した『3つの理由』」
先日、日経ビジネスの記事を読んでいると、『どうして「誤解されやすい人」はよく喋るのか』という見出しのコラムが目に留まりました。読んでみると、部下が上司へ報告する際の会話のやり取りの一例が記載されていました。上司からの質問に対して、部下の返答が若い新人社員などによくありがちな「質問に答えていない」返答というものでした。その上司と部下のやり取りの一部を抜粋してみると、
●上司:「○○工業の商談はどうなった?」

○部下:「はい。昨年10月から営業を始めましたから、もう半年以上になります。私なりにきちんと対応してきたつもりです。昨年12月にお客様に提案を差し上げた際は、それはもう感謝していただけまして、私どもの誠意が伝わったと、このように思うわけでして……」

●上司:「分かった分かった。結論から言ってほしい。商談はどうなった?」

というようなもので、内容を要約すると、部下は営業先への提案後、しっかりフォローが出来ていなかったのが原因で商談が流れてしまったようなのですが、その結果報告を回りくどい言い回しのせいで上司に結論を伝えられておらず、上司の質問に対しても論点がずれた回答をしてしまっています。どこかで見たり聞いたり、あるいは経験したこともあるかもしれないような内容で、改めて自分自身も注意しなければいけないと思いました。

その中でひとつ、この一連のやり取りの上司の言葉で私が最も印象に残ったフレーズがありました。それが次の言葉です。

●上司:「君の失注の理由は次の3つのどれかだと私は考えている。『やるべきことをやっていない』、『やるのが遅い』、『やり続けていない』だ。」

この『3つの理由』は、ビジネス上では基本中の基本であると思いますが、私自身が社会人1、2年目の頃によく上司や先輩に教えられたことだったので、改めてこの重要性を思い返しました。これは営業だけでなくどんな仕事でも最も気をつけるべき重要な事項であると思います。この『3つの理由』のようにならないために、私はそれぞれ次のように解釈しました。

『やるべきことをやっていない』→相手のニーズに応える
『やるのが遅い』→迅速な対応を心掛ける
『やり続けていない』→継続したフォローを心掛ける

たとえ商品の魅力や自身のプレゼン力に欠けている場合でも、迅速な対応や継続したフォローを心掛けることでかなりカバーできると私は思います。
この基本であり、かつ重要なアクションが信頼獲得に繋がると再確認したので、ご紹介させて頂きました。
( 茂 山 )

▲ページの先頭に戻る

税理士・大阪・会計事務所・株式会社設立・融資・助成金・節税・決算・確定申告・資金繰り

Google+