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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成28年6月号

「キャリア形成促進助成金」
ここ最近、助成金の手続き関係で何度も大阪労働局へ伺っていました。助成金といえば、 インターネット広告等で様々な情報があるものの、実際には該当するケースは少ない方法です。という印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。私自身も同じ印象を持っています。ただ、今実際に手続きで現場へ行ってみると、相談に来られている方の数は非常に多く、3月末には「1時間半ほどお待ちいただくことになりそうです」と言われる状況になっていました。なぜ今こんなに混んでいるのか?それは「キャリアアップ助成金」・「キャリア形成促進助成金」この2つの助成金に当てはまる企業が多いからだと思います。

では、それぞれどのような助成金なのか、厚生労働省の資料を紹介したいと思います。

◎キャリアアップ助成金 ※リーフレット
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000119906.pdf

◎キャリア形成促進助成金 ※簡単なリーフレットがないためマニュアル
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/280401m1_3.pdf

詳細は資料にてご確認いただければと思いますが、活用している企業様の話を聞いてみると、制度を研究し、自社の採用基準等を助成金の活用ができる仕組みに組み替えてみたり、人材育成のコストを回収するためにキャリア形成助成金を活用したりしているようです。

今、人材を募集している企業は多くなっていますが、採用がうまくいっている企業は少ないように思います。この状況から考えると、従来通りの採用方法ではなく、有期のパート契約を正社員化する採用ルートを作ってキャリアアップ助成金を目指してみたり、採用費用を既存社員の教育資金へ回してキャリア形成促進助成金を目指してみたり、うまく助成金を活用しつつ労働力を高めていく方法もあるのではないでしょうか。

今後まだまだ継続されていく制度だと思いますので、機会がありましたら一度検討してみてはいかがでしょうか。


 
( 大 瀬 )
「女性の社会進出」
平成27年8月に女性の職業生活における活躍の推進に関する法律である「女性活躍推進法」が制定され、平成28年4月1日から労働者301人以上の大企業に対して、女性の活躍推進に向けた行動計画の策定などの新しい義務づけが始まっております。

この法律に基づき、国・地方公共団体、301人以上の大企業は、①自社の女性の活躍に関する状況把握・課題分析、②その課題を解決するのにふさわしい数値目標と取組を盛り込んだ行動計画の策定・届出・周知・公表、③自社の女性の活躍に関する情報の公表を行わなければなりません(300人以下の中小企業は努力義務)。

このように女性の社会進出への活発な取り組みが始まった一方で、当事者である女性の意識としては、依然として低い傾向にあります。
全国の正社員として働く25歳~44歳の女性を対象に行われた、「働く女性の管理職に対する意識調査」というあるアンケートの中で、「管理職になりたいか」という問いに対して、約7割の女性が「なりたくない」と回答したという結果だったといいます。「なりたくない」と回答した女性のうち8割を超える人がその理由として「結婚や出産をすると管理職として続けづらい雰囲気が職場にあるから」と回答したとのことです。

確かに私自身、今後の人生を考えたときに、キャリアを積んで生きたいという思いは強くある一方で、現実的に仕事と家事・育児等の両立の難しさに対する不安も根強くあります。だからと言って、どれも諦めたくもないというのが個人的な本音ではあります。
社会的な制度としての取り組みを進めていくのももちろんですが、やはりそれは、家族であったり、職場の方々であったり、身近な人たちの理解や協力があってこそ成り立つものだと思います。

このような取り組みが始まったことを機に、改めて、女性が働きやすい環境づくりというものを身近なところから考えていってほしいと思います。


( 井 上 )
「おもしろミニ保険」
先日雑誌を読んでいると、日本少額短期保険協会が主催している「第2回おもしろミニ保険大賞」の結果発表の記事を見つけました。一般消費者が日常生活の中で感じた「こんな保険があったら…」というアイデアを募集する企画です。現代の社会問題に対することや家庭に身を置くからこそ感じることなど、様々なアイデアの中から受賞作を決めます。

佳作も含め全6つの受賞作がありましたが、私がおもしろいと感じた作品は次の2つです。

「またくるね」
~遠方で暮らす親・兄弟の介護が必要となったとき、介護者(子供、兄弟)の交通費を補償する保険。
高齢化が進み、自宅介護が必要になる家族が増えていく中、離れて暮らす家族にとっては、行く度に掛る交通費の負担も大きいと思います。もし商品化すれば、需要が高くなりそうです。

「桜散る保険」
~入学試験の結果が不合格だったときに、もう1年頑張って勉強する予備校代のための保険。
2人に1人以上が大学へ進学している現代において、予備校代というのは切っても切り離せないものです。予備校代は、年間平均約100万円という決して安くはないものです。高校生のお子さんをもつ親御さんにとっては、ありがたいと感じるのではないでしょうか。

また、第1回の受賞で実際に商品化されたアイデアもあります。
「それでもぼくはやってない」
~痴漢と誤解されて裁判にかけられてしまった場合や刑罰を受けることになってしまった場合に、弁護士費用や裁判費用を補償する保険。
映画をきっかけに一時話題となった冤罪問題に対して、少しでも不安を拭えるようにと商品化されたようです。

多様な種類の保険が存在する中、こうした細かいニーズに対応する保険も今後増えていくと思います。保険の新規加入や見直しの際には、少し視野を広げるだけで、意外な保険が発掘できるかもしれません。


( 松 原 )

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