「ローカルベンチマーク(通称:ロカベン)」 | |
突然ですが、ローカルベンチマークという言葉はご存知でしょうか? 「ローカルベンチマークは、企業の経営状態の把握、いわゆる「健康診断」を行うツール(道具)として、 企業の経営者等や金融機関・支援機関等が、企業の状態を把握し、双方が同じ目線で対話を行うための基本的な枠組みであり、 事業性評価の「入口」として活用されることが期待されるものです。」 ※経済産業省HPより抜粋 ※ローカルベンチマークのサンプル
2016年10月に金融庁から金融行政方針が公表されました。その中で「銀行融資において、借り手の事業内容ではなく、 担保・保証があるかといった形式を必要以上に重視する傾向や将来の経営の持続可能性よりも、 過去の経営の結果であるバランスシートの健全性ばかり議論する傾向を見直す必要がある」と記載があります。 事業内容や事業についての将来性(持続可能性)についても評価して融資を行う事を事業性評価融資と言いますが、 今後はこの事業性評価融資を勧めましょう、というのが金融庁の主張です。 つまり事業性評価融資の入口として、ローカルベンチマークが活用できる、という事です。 経済産業省のHPよりローカルベンチマークツールがダウンロードできます。 6つの財務情報と4つの非財務情報を入力するだけで上記の財務分析結果ができます。 興味がある方は一度経済産業省のHPを覗かれてはいかがでしょうか。 経済産業省HPはこちらから 詳しくは弊社担当者までお問い合わせください。 |
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( 真 下 ) |
「消費税」 | |
最近、消費税の使途について取り上げているニュース等を目にする機会が増えました。 今回は、消費税の増税のスケジュールについて改めてご案内させて頂きます。 1989年(平成元年)4月 消費税3% 1997年(平成9年)4月 消費税等5% 2014年(平成26年)4月 消費税等8% 2019年(平成31年)10月 消費税等10% ※法律上決定しています。 消費税の導入から約30年、自販機がワンコインの時代がずいぶん昔の様に思えます。 また、消費税の「軽減税率制度」が、平成31年10月1日の消費税率の引上げと同時に実施されることが法律上決定しています。 軽減税率の対象となる品目は、①酒類・外食を除く飲食料品、②週2回以上発行される新聞で定期購読契約に基づくものです。 【軽減税率の対象となる飲食料品の範囲(イメージ)】
一体資産のうち、税抜価額が1万円以下であって、食品の価額の占める割合が3分の2以上の場合に限り、全体が軽減税率の対象となります。 ※国税庁HPより抜粋 この制度は、事業者のみならず消費者にも関係があります。また事業者は経理作業において、 区分経理が必要になってくるなど注意しなければいけない点もありますので、詳しくは弊社担当者までお問い合わせください。 |
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( 瓦 ) |
「気分転換で業績向上!」 |
皆さん、ストレス解消や気分転換はどうされていますか?
結果を出すことが求められる経営者の方々は、常に経営のことを考えています。
仕事も大事ですが、要所要所で心身のリフレッシュを図ることは、とても大切なことです。
土日も仕事をしていることが多く、丸一日解放される日もなかなか無いため、そんな暇なんてある訳無いだろ!といった声が聞こえてきそうな質問です。
ところが、不思議なことに業績好調もしくは上向きになりつつあるお客様の大半は、この質問に対して即答されます。
ゴルフ・テニス・サーフィン・釣り・登山・ジム・ウォーキング・読書など、様々。
幼少の頃から習慣化している方もいれば、社会人になってから上司や取引先とのお付合い等をきっかけに始められた場合もあるようです。
気分転換の際は仕事のことを一切忘れるべきとする説もありますが、皆さん実状そうはいかないようで、
その最中もしくは道中において、問題解決の糸口や新たなアイデアを思いついた!といった声も頻繁に耳にします。
因みに、私はドライブや好きなアーティストのライブに行くことで気分転換をしています。 出掛けるときは問題や積み上がった仕事に悶々としていたのに、帰りには解決策や道筋が見えていたり、気分的にスッキリしていたりすることもしばしば。 やはり、始めは色々な考えが頭の中をグルグル駆け巡りますが、それがふとした瞬間に整理され、考えがまとまっていくといった感じでしょうか。 他の人には理解を得られなかったり、生産性を帯びていない無駄なことのように思われることもあるのですが、 積極的に普段の生活環境から離れることで自分なりに頭の中を整理しています。 意識的に行動しない限り、こういった機会はなかなか作れないですし、環境を変えて普段とは異なる刺激を受けることは、非常に重要なことだと思います。 人間が1つの物事に対して没頭できる時間には、限りがあります。 行き詰った状態や物事の道筋が見えていない段階のまま作業を続けても、その成果は乏しいといった理論は有名ですが、まさにその通りです。 とりあえず、気分を変えてみる。そうすることで、思わぬ成果に繋がることもあります。想像以上に"気分"は重要です。 もし、ご自身のストレス解消や気分転換の方法が思い浮かばない方は、1つでもいいので、見つけることをオススメします。 既にお持ちの方は、その幅を拡げてみてはいかがでしょうか?思わぬ業績向上に繋がることもあるかもしれません。 |
( 古 賀 ) |