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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成30年 1月号

「歩いて、走って、深呼吸して」
 私の毎朝の日課はウォーキングかジョギング、どちらにするかはその日の気分。30~40分歩いたり走ったりした後、 軽くストレッチをして、シャワーを浴びて事務所に出勤します。
 かれこれ5年ほど続けていますが、無理をしないのがポイント、さぼることも多々あります。 歩いていると色々なことが頭を巡ります。仕事のこと、プライベートのこと。 一日のスケジュールの組み立てや、思わぬビジネスチャンスが閃いたりすることもあります。 もちろん健康のためにも早起きする価値はあるかと思います。
 また意外と多いのが経営者の方がウォーキングやジョギングをしていること。クライアント以外の社長様とも知り合いになり、朝から興味深い話や刺激をうけることもあります。

 休みの日に息子(5歳)の通っている幼児教室に時折参加するのですが、最初に子供たちに大きく深呼吸させて授業がはじまります。はじめはリラックスして授業を受けさせるためだと思っていたのですが、深呼吸には脳を活性化させる効果があるとのこと。 多くの酸素を取り込み、血液の循環をよくすることで脳の働きがよくなり、子供たちの集中力がアップするとのことです。深呼吸にも科学的根拠があるようです。

 中小企業の経営者の多くは、自分の健康よりも仕事を優先してしまいます。社長が休んだら会社が止まるという中小企業も少なくありません。健康管理も経営者の大事な仕事かと思います。
 新しい年がスタートします。2018年も皆様の会社の発展とお体が健康であることを心よりお祈り申しあげます。
 私自身も昨年同様、歩いて、時に走って、そして深呼吸して一年を頑張っていきたいと思います。
 
( 安 達 )
「インスタグラム」
 2017年も残りわずかとなってまいりました。年末年始の準備をしながら、今年1年を振り返り年初の目標に対し達成を喜ばれたり、来年への抱負を新たにされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 毎年12月になると、その年の世相を表す字を発表したり、多くの人々の話題に上がった新語・流行語を選び、その「ことば」に関わった人物、団体を表彰する大賞があります。
 今年はSNSで写真や動画にコメントを添えて投稿し、共有するサービス「インスタグラム」による『インスタ映え』が大賞に選ばれました。
 私自身、SNSの利用頻度が少ない方ですので、正直積極的な興味を持っていませんでしたが、物事が流行ることには必ず理由があるので、この機会に調べると日本経済に貢献している一面に気づきました。

 経済活動の規模を表現したものに、国内総生産(GDP)があります。今年内閣府が公表した速報値の中で個人消費の顕著な増加が目立ちました。自動車や家電も含まれますが、消費を牽引したものがインスタをはじめとするSNSによって伸びた旅行、外食、ファッション産業です。旅先で撮影した風景や、綺麗なスイーツなど見栄えの良い写真を撮影する手段としてこうした産業が選択され結果として消費に結びついています。

 この消費行動の変化から、インスタ映えを狙った新商品・サービスは続々と誕生しています。テレビやネットで話題となった「ナイトプール」や色彩鮮やかな「お菓子、日用品類」など写真映えを売りにアイデアを形にしています。

 SNSには不特定多数の口コミにより宣伝広告費をかけなくても勝手に話題が広まる特徴があります。アイデア一つで売上改善に結びつく取り組み易さがあり、重要な集客手段として考えられるのかもしれません。

 誰もが簡単に情報を共有できるようになったのはSNSのおかげであり、今まで注目を浴びることのなかったような場所・物も注目を集めるようになりました。インスタ映えのためだけに写真を求めることは共感出来ないですが、そのおかげで新たなビジネスチャンスや注目を浴びているものがあるのも事実です。

 これを機会に、自社商品やサービス、店舗作りにアイデアを取り入れても面白いかもしれません。普段SNSを利用されない方もなにかのきっかけになれば幸いです。


( 松 村 )
「外国為替をみるポイント」
 年が明けると証券会社や銀行のアナリストが今年の相場見通しを語る場面をよく目にするようになります。株や金利もさることながら、お仕事柄、外国為替の見通しが気になる方も多いのではないでしょうか。
 そこで、今回は外国為替の特に米ドル円を見るにあたって、個人的に注目している点をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
 そもそも為替とは大きく分けて「内国為替」と「外国為替」という2つの種類があります。
 「内国為替」とは現在では国内金融機関同士での送金を意味し、銀行等の金融機関同士が全国銀行協会の全銀システムを利用して送金決済を行っています。
 「外国為替」とは主として異なる通貨の交換を意味し、現在では銀行の窓口や空港や免税店などでの両替を通じて行われています。加えて、外国為替証拠金取引によって、投機目的での外国為替取引も活発に行われるようになっています。その中でも、特に有名な組み合わせは米ドルと日本円です。
 この米ドル円を見るにあたって、まず見ていただきたいのは「金利差」です。「外国為替」は様々な要因により影響を受けて変動するのですが、理論的には両国の「金利差」が非常に大きな要因として考えられています。
 日本の中央銀行である日本銀行は政策目標を「物価の安定」としており、「物価の安定」を実現する手段として長短金利操作を行っています。一方、米国の中央銀行であるFRBは政策目標を「雇用と物価の安定」としており、金利の調整によって実現を図っています。従って、両国の中央銀行は「金利」を重要視していることがわかります。
 このように、金利を操作することを通じて物価が調整されると同時に、景況感が上向いている時は利上げを通じて、景況感が下向いている時は利下げを通じて景気の調整を行います。この結果、米国と日本の景況感が金利に現れ、一般的に金利の低い通貨を売却し、金利の高い通貨を購入することを通じて米ドルと日本円に変動をもたらしています。
 なお、当面の金融政策運営と金利の決定は「政策決定会合」という会議おいて議論されます。当該会議は毎月開催されており、 当日の外国為替は大きく変動する場合が多いため、是非ご注目いただければと思います。
 次に、注目していただきたいのは「雇用指数」です。日本においても「失業率」「有効求人倍率」等有名な雇用の指数がありますが、「金利」が景気の動きに先行して反応する先行指数である一方で、「雇用指数」は景気の動きに遅れて反応する遅行指数です。 いわば、景気の動きを結果として示す指数であるといえます。
 この「雇用指数」のうち、米国にて発表される「雇用統計」が非常に重要な指数として考えられています。先程申し上げた通り、FRBの政策目標の一翼を担うのが「雇用の安定」です。
 この「雇用統計」という結果を踏まえて政策を検討しなおすことも多々あり、金融政策を左右する大きな要素であると考えられます。
 この「雇用統計」も毎月第1週金曜日に発表されます。こちらも当日は外国為替が大きく変動する場合が多く、是非ご注目いただいて、今後の為替を予想していただければと思います。

 
( 長 田 )

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