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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成30年 4月号

「成人年齢18歳に引き下げ」
 3月13日に成人年齢を20歳から18歳とするための民法改正案が閣議決定されました。 明治以来の大幅な変更となり、3年程度の周知期間を経て2022年4月1日に施行されます。
 2007年に成立した国民投票法は投票年齢を18歳以上と定めており、 また、公職選挙法の改正で2016年の夏の選挙から選挙権が18歳に引き下げられたのは記憶に新しい事と思います。
 少子高齢化の昨今、若者の社会参加を促すという流れに沿った改正と言われています。

 では、この成人年齢引き下げで何が変わって何が変わらないのでしょうか?下記にまとめました。
【変更点】
・契約行為(ローンやクレジットカードの契約)を一人でできるようになる
・民事裁判を一人で起こせる
・性別変更の申し立てができる
・親の同意なく結婚することができる
・親権者の同意書がなく会社設立ができる
要は18歳以上であれば契約行為等の法律行為を親権者の同意を得ずに行える、ということです。

【変更されない点】
・養子を取る
・飲酒、喫煙、ギャンブル(馬券、車券、舟券の購入)
・少年法の適用
上記は、新たに法律改正を行うことになっている、もしくは別の法律で20歳以上又は20歳未満と規定されておりその年齢が維持されるそうです。

 今回の民法改正により、若い世代が悪質な業者による不当な高額契約等の消費者トラブルに巻き込まれる可能性が高くなるのではと懸念されています。
 しかし個人的には、今回の改正は、若い世代が社会で存在感を強めることにつながり、また延いては将来日本経済を牽引していく若者の台頭に繋がると期待しています。

 
( 真 下 )
「沖縄の景気」
 ここ最近の沖縄の地方新聞などを見ていると、色々と景気に関するいい話題を目にすることが多くなって来ました。
 沖縄国税事務所が発表している2016年度の法人税の申告実績に基づいての調査ですが、 法人の件数は、前年度比で4.4%の増加、課税の対象となる所得の総額(会計でいうと利益の様な意味です。)は7.3%の増加で、 いずれも過去最高を記録したとのことでした。
 その所得が増加しているということで、収める法人税の額も前年比2.7%増となり4年連続の増加という数値になったようです。
 全体のうち、どれくらいの企業が利益を出しているのかというのも気になるところですが、それを見る数値として黒字割合というものがあります。 その割合については、5年連続で上昇しているようで、前年比1.1ポイント上昇の40%となっており全国の国税局で最高数値だったようです。
この記事をよんでわかるように、法人の数が増えているだけではなく、利益の出ている企業の割合も増え、所得も伸びており納税額も順調に増加ということになっているということですね。
 どういう業種が伸びているのかということはこの記事ではわかりませんが、沖縄生まれの私にとっては、 いままでいろいろとワーストワンで取り上げられている沖縄が全国ナンバーワンをとるという記事を見るとうれしい気持ちとなります。

 また、別の内容では、「沖縄県の2017年の入域観光客数が、同年のハワイの観光客数を初めて上回ったことが分かった。 県は既に17年の観光客数を939万人だったと発表済み。1月31日、ハワイの観光当局が17年の実績を公表し、観光客数は938万人だった。 ただ平均滞在時間や消費額では沖縄は依然としてハワイに及んでいない。」とあり、観光についても順調に増加していることがわかります。 しかし、さすがに肝心の消費額についてはまだまだ追いつけないようではありますが、数が増えているということは、 内容を充実させて、消費させる仕組みづくりが整備させていけばその数値も追い越せるのではないのかという期待がもてる記事でありました。
 このように、観光客増加や黒字企業の増加があってか、帝国データバンクが発表した景気動向調査で、沖縄の景気DIは3年4カ月連続で全国1位という結果になっているとのことです。
 大手企業だけではなく、中小企業が地方への進出で色々な分野の新しいお店が出来ているのを私自身が肌で感じておりますが、 マスコミで取り上げられることの多い基地問題で有名にならず、基地収入に頼らずに経済がもっと発展していく事を望んでおります。


( 古 堅 )
「広辞苑」
 「広辞苑」の改訂新版となる第七版が今年1月12日に出版されました。
 「広辞苑」は、一九五五年に初版、その後約六〇年もの間に改訂を重ね、今回は第六版から十年ぶりに出版されました。 いまや「国語+百科」辞典の最高峰、「国民的辞典」と言われるまでになっています。

 収録項目は、基礎語や日常語から外来語、専門語、そして新語や地名人名まで約25万語。 このうち1万語が今回の新規収録分で、全3216ページ。「広辞苑」の特長は、世の中の動きに伴い言葉の意味も変化するため、 新しく生じた意味や言葉は、その定着度が慎重に吟味され、収録されるかを決定している点です。 「大辞林」で収録されている新語もその定着度合によっては見送りになっていることも多いそうです。 また、一つの言葉について複数の使われ方が派生した場合、現代の使われ方を優先にするのではなく、元々の意味から順に記すルールとなっています。

 今回の新規項目の一部をご紹介すると、「朝ドラ」「いらっと」「婚活」「クリアファイル」「スマホ」「ふるさと納税」「ビットコイン」「ゲリラ豪雨」など。
「ビットコイン」などはなるほどというところですが、こんな言葉も今回初の収録なのだと驚くものも多くありました。 また、第七版は日本語の基礎的な言葉の意味を分析しなおし、類義語との意味の違いもわかるよう説明されていたり、 昔からある言葉でも時代とともに意味が広がることがあるため、新しい語義を追加したり、世の中の変化に伴い解説も変わっています。
 例えば、『リセット:①機械・装置などを再び始動の状態に戻すこと。②新たに始めるために、もとの状態に戻すこと。 「気持を―する」』とあり、第七版で②が追加されています。

 私自身、辞書を引くということ自体をしなくなり、パソコンやスマホで検索することが主流となってきましたが、 学生の頃は、当時の英語の先生に「辞書の厚さが2倍に膨らむほど何度も辞書で調べ、一度調べたら線を引きなさい。」と言われました。 実際は膨らむほどにはならなかったのですが、その辞書に愛着があったことを思い出します。

 普段使っている言葉も本来の意味を間違って覚えていることもありますが、 それがいつか新しい語義として定着することがあれば広辞苑に収録されると考えると、 とても興味深く、「辞書を引く」ためではなく、「辞書を読む」ために手に取ってみたいと思いました。
 
( 岡 﨑 )

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