1月 | 2009 | ジョイン合同税理士事務所

今年振り返って思うこと

今年も残りわずかになりました。２００８年ほど経済環境が激変した年はないと思います。振り返りますと、３月決算法人は空前の好決算が発表され北京オリンピックの開催までは、景気は良いと思われていました。しかし、年初から夏場にかけて、原油を始めとする原材料価格の高騰が企業収益を圧迫しました。そのため商品の販売価格が引き上げられ、長い間物価下落に慣れた個人消費は、物価上昇に対し節約志向を強めた結果、個人消費が低迷し景気に急ブレーキがかかりました。夏以降、資源価格は下落しましたがサブプライム問題に端を発した米国発の金融不安による世界経済の後退により、日本の輸出は急速に減速し、円高は１００円を大きく下回り、株価も８０００円台で低迷しています。２００９年は今年の経済の厳しさがより増幅される可能性があります。為替が米国経済の不況が続く中、当面は円高ドル安が続き、輸出企業中心に為替差損により企業業績は下振れすることは確実だと思います。そのことにより個人消費がより冷え込むことになると思います。一方、資源価格や円高の下落により輸入企業にとっては、コストが下がることになり国産よりも価格の優位性をもつことができるので、利益を上げる可能性があります。２００９年は今年の影響を受けてより厳しい経済環境になってゆくと思われます。売上が半分になることも十分考えられますので、今企業経営をどの様に舵を取るのか、熟慮する必要があると思います。ジョインもそのお手伝いができるようにしたいと思いますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

（　福　田　）

預金連動型節約術

早いもので２００８年ももう僅かとなりました。２００８年もいろいろとありましたが、皆さんにとっての２００８年とはどんな１年でしたか？先日、２００８年の視聴率ランキングをテレビで見ました。ランキングに入っていたのは・オリンピック　　　　　・ゲリラ豪雨・岩手大地震　　　　　　・大相撲大麻事件・中国四川大地震　　　　・中国製餃子中毒事件・秋葉原通り魔殺人　　　・リーマンブラザーズ破綻 (順不同)

上記のとおり、良い出来事ではないものが多くランクインしています。そこで、残り僅かの２００８年を良い年にするためにひとつの節約術をご紹介させていただきます。『預金連動型住宅ローン』をご存知でしょうか？普通の住宅ローンと預金連動型住宅ローンの違いとは利息の計算です。

普通の住宅ローンは借入金残高に利息がかかります。

預金連動型住宅ローンは右図の赤い部分（借入金残高―預金額）にのみ利息がかかります。

借入金と預金が連動する部分には利息がかからないのです。

例）借入金額2000万円　預金額500万円　利率3%の場合の利息計算・普通の住宅ローン　2000万円×3%×1ヶ月／12ヶ月＝50,000円・預金連動型住宅ローン (2000万円－500万円)×3%×1ヶ月／12ヶ月＝37,500円

繰上げ返済すればいいじゃないかと思われた方もいらっしゃると思いますが、そこがポイントなのです。繰上げ返済してしまうと手元には資金がなくなってしまいます。この預金連動型は預金口座に預け入れておくだけで良いので、急に資金が必要になった時などは引き出すことが可能です。手元に資金を確保しておきながら、利息の支払額を抑えることが出来るのです。今回の例では一部の預金連動にしておりますが、全額の預金連動とすることにより利息を『０円』とすることも可能です。もっと詳しい事が・・・という方は担当者まで！！

（　水　谷　）

天眼通(てんげんつう)

マンションで大麻草栽培摘発

｢そうか、麻の生育は犯罪になるのか・・・｣

－自民党議員－