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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成21年10月号

 

静と動
先日、京都七条にある三十三間堂を訪れました。
1164年、後白河上皇が平清盛に命じて造らせたという本堂はその柱間が33あることに由来した呼び名で、 正式には天台宗の寺院だそうです。
有名なのは堂内に並ぶ千体の千手観音像、その迫力は圧巻で、 堂内の凛とした空気の中に立ち並ぶ観音像の光景は茹だるような夏の暑さも忘れるほどでした。
千体の観音像の中には、必ず会いたい人に似た像があるとも伝えられています。
(ちなみに私も会いたい人に似た仏像を見つけました。)
小中学生の時の遠足など数多く来た京都も、今あらためて訪れてみると、当時では感じられなかった情感や趣き、 建築物の精巧さや自然との調和など、その奥深さを感じます。
時折訪れる京都での散策が最近のマイブ-ムです。
若い女性の間では週末を登山やゴルフで過ごすなどアクティブな趣味を持つ方が増えているそうです。
仕事の疲れやイライラを週末の運動によってリフレッシュする。
オンとオフとのスイッチを切り替えることによって、月曜日からの仕事も効率が上がるという効果があるようです。
以前ある先輩に言われたことがあります。
「趣味は2つもった方が良い。ひとつは静の趣味、もうひとつは動の趣味」
対極の趣味を持つことによって、知識や情報が深まり、偏よらず様々な人と出会い人脈の幅が広がる。
初対面でも趣味が同じであれば、すぐに打ち解けるということは誰しもあります。
いままで「動の趣味」ばかりであった私も、そろそろ何か本格的に「静の趣味」を見つけようと思います。
皆様はどのような趣味をお持ちですか?またそれを仕事や人生にどのように活用されていますか。
( 安 達 )
地球温暖化対策
先の総選挙で民主党が大勝しました。
この結果は国民が、自民党政治からの脱却、そして民主党政治への大きな期待の表われと感じております。
そんな中、早速、鳩山代表から、民主党のマニュフェストに掲げられていた「温室効果ガスの削減案」が提示されました。
個人的には、かなり目標の高い数値設定であったので、この段階で発言されたことには少し驚きを感じましたが、 世界的な注目からすれば非常に意味のあることだと思います。
この発言があったのと同じ頃、新聞のある記事で「自転車シェアリング」という言葉を目にしました。
今まで「ワークシェアリング」という言葉や「カーシェアリング」という言葉は、 新聞やニュースなどで目にすることがあったのですが「自転車シェアリング」という言葉は、この時初めて目にしました。
その意味としましては、「ワークシェアリング」とは、1つの仕事を多数で分け合うことにより、1人あたりの労働時間を短縮し、 大人数で少しずつ働くことで、雇用確保および失業対策を目的に実施されることです。
そして、「カーシェアリング」・「自転車シェアリング」とは、単純にこの「ワーク(=労働)」という言葉を、「カー(=自動車) 」・「自転車」に置き換えるとその意味となります。
つまり、1つのものを数人で利用するということです。
この「自転車シェアリング」というものを、 JR西日本の子会社である駅レンタカー関西が京阪神地区の17駅で運営を始めたそうです。
朝は自宅から乗ってきた人が自転車を置いて電車に乗り、電車を降りてきた人たちがその自転車で職場や学校に行く。
そして、夕方はその逆の流れになる、普段当たり前に人々がとっている行動を事業として成り立たせたようです。
実際に、茨木駅(大阪府茨木市)では、 通常の駐輪場だと70台しか置けないスペースで600台の自転車を1日約800人でシェアしながら利用しているそうです。
ちなみに、利用料は1ヶ月当たり1,500円~2,500円です。
このシステムが広がっていけば、駅の放置自転車はかなり減少するでしょう。
また、徒歩だと最寄り駅から職場まで遠いからと自動車通勤している人たちも、この「自転車シェアリング」 を利用することによって電車通勤に切り替えていけば、CO2の排出量も減り、 温暖化対策の一端を担うことが出来るのではないでしょうか。
地球温暖化という問題は、日々の我々の生活に直結しているものだと思います。
ジョインではこの夏、クーラーの設定温度を26℃に保っていました。
すぐには、答えの出ない大きな問題ではあるとは思いますが、このようなちょっとした1人1人の行動が、 将来的にこの問題の解決策となっていくのではないでしょうか。
( 長谷川 )
子ども手当
「政権交代。国民の生活が第一」 を掲げる民主党の大勝で衆議院議員総選挙が幕を閉じ、不安と期待が高まる中、9月17日にいよいよ新政権が発足しました。
民主党のマニュフェストの中には様々なものがありましたが、その中でも「子ども手当」 は大きな注目を集めたのではないでしょうか。
「子ども手当」の目的は次代の社会を担う子どもの成長及び発達に資することにあります。
内容としては、中学校卒業までの子どもがいる家庭につき年間31万2000円(月額2万6000円)を支給するというもので、 制度開始の平成22年度は半額が、23年度以降全額が現金で支給されるということです。
しかし一方で、所得税の所得控除である扶養控除の一部と配偶者控除、児童手当が廃止されます。
これにより子ども手当の財源の一部がまかなわれるためです。
この制度が適用されると、現状と比して中学生以下の子どもがいる世帯での中流家庭では減税になりますが、 65歳未満の専業主婦がいて子供がいない世帯では増税になるといわれています。
該当すると思われる世帯は一度試算をする必要があるかと思います。
その他、公立高校の実質無償化や大学の奨学金制度の拡充などの少子化対策と合わせると、 家族構成などの条件で結果にばらつきがありますが、 子育て中の家庭にとっては程度の差こそあれ家計負担の軽減につながると予想されます。
実施されるまでには様々な議論が展開されるでしょうが、少子高齢化に歯止めをかけることができるかどうか、 最終的に結果を出すことができるのかが重要です。
その為には現金を支給するよりも、保育所を増やすなどまず女性が育児と仕事を両立できる環境を整えるべきという声もあります。
ともあれ「子ども手当」が実施されるのは確実と思われ、 平成23年度の確定申告又は毎月の源泉徴収において実感することとなります。
施行されるからには確かな良い結果が残ることを期待して、新政権と新制度の行く末をしっかりと見届けたいと思います。
( 藤 田 )
天眼通(てんげんつう)
「鳩山さんの友愛の精神で総理が務まるかねえ、先ず食事会から始めよう」
「ポッポッポー♪ハトポッポー・・・(鳩の歌)♪
みんなで仲良く食べに来い」

 

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