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和輪話(わ わ わ)

私たちがクライアント様向けに毎月発信している事務所レターです。
少しでも旬な情報をお届けできれば・・・と所員ひとりひとりがネタ探しに奔走!の毎日です。
お得&おもしろい情報があなたにも見つかるかも・・・一度、のぞいてみて下さい。

平成22年2月号

 

あれから15年
先日、阪神淡路大震災の15年特別企画のドラマを見ました。
神戸新聞の記者の記録を基にした内容で、震災の発生から当時の神戸の状況、またその渦中の中、 取材を続け一日も遅れることなく新聞を送り続けた新聞記者のドラマでした。
決して風化させてはいけないあの大惨事を毎年この時期が来ると思い出します。
私の場合、震災当日は通勤で利用していた地下鉄御堂筋線が一部不通だったため、お昼すぎに車で事務所に向かいました。
出社していたのは私を含め3人のみ、デスクの上からパソコンが床に落ち、 書庫のスリムラックを支える支柱の一部がずれていました。
結局、全員揃ったのは翌日の朝、手分けして顧問先の皆様に連絡したのを思い出します。
神戸、大阪をはじめ近畿圏に住んでいれば阪神淡路大震災は誰しも共通の話題です。
それぞれに様々な思い出があります。
あれから15年、時折訪れる神戸の街並みを見ますと当時の悲惨な状況は全く感じられません。
あらためて人間のたくましさと復興の力強さを感じます。
一昨年度、世界経済を襲ったリーマンショック、その余波は日本をも巻き込み、 私どものお付き合いする中小企業の皆様も影響を受けました。
ただそのような状況でもチャンスと考えて新規創業する顧問先様、 秋口から受注が増えてきたという顧問先様も数多くいらっしゃいます。
いつの日かリーマンから5年、10年と言われるような時代が来ると思います。
神戸の復興に負けない、たくましく、力強い企業づくりを今年もお手伝いしたいと思います。
『THE DARKEST HOUR IS BEFORE THE DAWN』
(最も暗い時間は夜明け前である)私の座右の銘です。
( 安 達 )
運動不足の影響
現代人は、 長時間イスに座って仕事をするといった偏った姿勢を続けることが多いことから、 肩が上がり猫背になるといったゆがみが出ることが多いようです。
そのため左右の筋肉バランスが崩れ、さまざまな身体の不調を引き起こす要因にもなってしまうそうです。
体をよく動かすお仕事をされている方には無縁ですが、やはり事務仕事が多いと運動不足になりがちで、 それが続くと内臓器官が全体的に下がり(胃下垂など)消化器官などに影響が出やすく消化機能の低下や便秘などを及ぼすようです。
実は私も高齢者や欧米人に多く、若者は発症しにくいはずの逆流性食道炎になってしまい現在療養中です。
やはり運動不足なども原因のひとつになるということなので、最近身体を動かすよう心掛けエクササイズに取り組んでいます。
ピラティスというエクササイズをご存知でしょうか。
ドイツのジョセフ・ピラティスが1920年代に考案したエクササイズで、 ハリウッドの有名女優が相次いで始めたことで評判を呼び、いわゆるムキムキになるような激しい運動ではないために女性や、 ながらく運動しておらず、万年運動不足の方でも取り組みやすいエクササイズです。
よく流行ったビリーやコアリズムにもチャレンジしましたが、あまりの運動不足の私には拷問のように感じ、 すぐに脱落してしまいました。
ピラティスは体の内側の深い筋肉を鍛え、正しい姿勢を導くことを目的とし、 激しい運動とは無縁ですのでマットやバスタオルなどがあれば誰でも簡単に行うことができます。
私も体験しましたが、表面上の筋肉ではなくお腹の内側の普段使わない筋肉を使っているようで、 サラサラとした汗がじっくりじわじわと湧き出てくる感じでした。
ピラティスの運動種類は700以上あるそうで、骨盤を正しく傾け、 背骨が自然なS字を描くニュートラル姿勢を常に保つのが基本姿勢、ろっ骨を広げる感覚で鼻から大きく息を吸い、 へそが背中にくっつくぐらいを意識して、口から息を吐くのが基本呼吸法です。
この呼吸法は、運動中はもちろんのこと普段事務仕事に疲れた時に行うと胸がスッキリとし効果的です。
歩き出したばかりの子供で猫背の子供は見たことがありません。
年齢を重ね運動不足だと、どうしても筋肉量が少なくなり徐々に前のめりの姿勢になってしまします。
背筋がスッと伸びて姿勢が良い人はスタイルもよく見えますし、しっかりとして爽やかな印象を与えることができると思います。
また自分の健康にも関わってくることです。
とは言うものの原稿を書きながらもついつい前のめり姿勢になってしまっている私ですが、今年の目標は運動不足解消です。
みなさまも今年一年間、そして今後も健康に過ごせるようにぜひ一緒に運動不足解消を心掛けましょう。
( 小 林 )
ジョハリの窓
皆さんは「ジョハリの窓」というものをご存知でしょうか?
アメリカの心理学者の名前をもじって創られた言葉なのですが、コミュニケーションにおいて自分をどのように公開し、 隠蔽するか、 自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案されたモデルの一つです。
自己には、「自分にも見えているし、他人からも見えている自己(開放の窓)」と 「自分には見えているけれど他人には見せていない自己(秘密の窓)」があると言われています。
さらには、「自分には見えていないけれども他人からは見えている自己(盲目の窓)」と 「自分にも見えていないし他人にも見えていない自己(未知の窓)」もあるとのことです。
これらの相関関係を以下のように図解すると、まるで窓のように見えることからジョハリの窓と呼ばれるようになりました。

自分 ○

自分 ×




(開放の窓)
公開された自己であり、
自分にも他人にも見えている自分

(盲目の窓)
自分には見えていないが
他人には見えている自分




×

(秘密の窓)
隠された自己であり、自分には見えているが他人には見せていない自分

(未知の窓)
未知数の自己であり、まだ誰からも見えていない自分



これは、大きな四角枠の大きさが一定であるとして、 その中の項目が上下左右に増減変化した場合に他の項目が占める割合もそれに応じて変化するということを示しています。
人間関係を円滑に進め、より良い自分を創るためには「開放の窓」を広げていくことが非常に重要だと言われています。
人間関係が何かとうまくいかない人は「盲目の窓」の比率が高いとも言えるでしょう。
新年も明け、正月気分も抜けてきた今だからこそ、将来に向けて成長していける第一歩を踏み出していきたいものです。
今年の私の目標は、「未知の窓」をまずは開いてみることに挑戦したいと考えています。
皆さんもこの「ジョハリの窓」を参考にご自身のこと、会社のことなど我々と一緒に考えていきませんか?
( 古 塚 )
天眼通(てんげんつう)

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